[携帯モード] [URL送信]

私はまたこの人を求める。





「ねぇアルヴィン、」

「何だよ。今日は積極的だな」




床に座っている彼に身を乗り出し彼にキスをする。彼の膝の上に腰を降ろして彼を見つめながらスカーフ越しに胸板を撫で下ろした。

積極的にもなると思わない？ずっと私を騙して待たせたんだから。

私は貴方だけだから久しぶりに現れた貴方に、こんなに恋い焦がれてる。


また利用され、騙されてあげる。
だから、




「始めよう？」






今度は彼の方から座ったままキスをしてきたけど、長くは続かず彼の唇は私の首筋に下がっていく。


この為だけに貴方が会いに来るのは解ってる。それに溺れてしまった私にも問題はあるかもしれないが、彼が少しでも私を見てくれるならどうでもよかった。

脱け殻のように一枚ずつ服を脱がされ下着越しに彼の愛撫を全身で感じる。






「誰ともヤってないよな？」

「んっ、･･激し、」




下着に手を差し込み私の秘所を直に素早く擦ったり、強く押し付けたりしてきた。






「ヤってな、い･･んぁ」

「良い子だなーふぁーすとちゃんは」

「あっ…あぁ、」




彼の指が膣の中に入り込んできて体が敏感に跳ねる。ゆっくり挿し抜きする彼の愛撫にもどかしさを感じた。

そんなんじゃダメ。もっと、もっと刺激が欲しいのアルヴィン。





「もっとヤって？足りない」

「ワガママなお嬢さんだな、全く」



指が引き抜かれ、彼の頭が私の股まで行くと私はそのまま床の上に横になった。下着を脱がされてそれは片足にぶら下がる。





「ん、はぁ･･あっ、」

「相変わらずやらしー声だな」



わざとなのか音をたてながら少し舐め始めた彼の愛撫に気分が良くなってきた。下から聞こえる彼の吐息も媚薬として耳に届いて体が疼き出した。




「あ、あぁ･･ん、･･やぁあっ」



アルヴィンの舌は少し上にずれて小さな飾りに吸い付いてきた。口内でソレをちろちろ強く舌で舐めたり強弱付けながら吸われたり。
彼の頭を押さえ甘い声を出しながら必死に絶える。もうどうかなりそうだという時に彼の長く少しごつごつした指が膣に入り込んで激しく動かされた。





「いやっあ！あんっ･･だ、めっ･･」

「嫌じゃねーだろ？こんなにやらしー液体出しまくりやがって」

「そ、んなんじゃっ･･んあ、もっ･･･あ、あっ、やああっ！」




一気に絶頂を迎えた私は激しい快感のあまり少し上体が浮いたが、また床に下ろす。

彼の愛撫が終わって息を荒げながら余韻に浸ろうとしたら腕を思いきり引かれて上体を起こされた。

そしてそれと同時に私の中に彼の熱く硬いモノが勢いよく下から突き上げてきた。





「あああっ！やっ…まっ、てぇっ･･イったば、っかり、なの」

「だから良いんだ、ろっ」

「あんっあ･･あ、あっ･･激しっい･･イッちゃっ、イッちゃうっ」




お互い座っている体勢で彼の激しい動きについていけない私は、彼の肩に手を置いて背中を反らせて天井を見ながら上下に揺さぶられる。





「アルヴィ、ンっ･･･イくぅ･･！」

「良いぜ？ ほらっ」

「や、やぁっ、んあああっ！」



痙攣しながら肩から手を離し、床に横たわった。

するとまた中で彼が暴れまわる。



「あんっ･･これ、いじょっ･･らめっ」

「良いんだろ？さっきよりヒクヒクしてるぜ、お前のここ」

「も、らめぇっ･･あん、あっあ、やっ」

「良い声まだ出てるぜ？ふぁーすと」


そう言った彼は逃げようと必死な私の腰を掴んで激しく打ち込んで来る。






「壊れっ･･ちゃ、ああんっ」

「もっと気持ち良くしてやるよ、淫乱」




ぐちゅぐちゅと激しく音が聞こえて耳まで犯される。理性なんてとうの前に無くした私は再び彼を求め出す。





「んあっやっあっ、アル、･･ヴィっ」

「っ、何、だ？」

「もっとっ･･もっと…ちょうらっ」

「やっぱ、とんでも、ない、淫乱だなっ」




ねだった私に彼はスピードを上げて応えてくれた。

激しすぎてもう何が何だか解らなくなった私はただただ快楽に身を委ねる。




「あっあ、･･気持、ちぃ･･っ」

「気持ちいか、よっ」

「んあんっ…気持ちい･･アルっ」


段々と彼の切羽詰まった呼吸が聞こえてきてそれにさえ感じて耐えられなくなってきた。

これ以上は危険を感じ私の腰を掴んでる彼の手をどかそうとする。





「や、らっ！･･壊れ、る…壊れるっ」

「まだだってのっ･･」

「あっ･･んっらめぇっ」




私が首を振りながら訴えると彼は私の腰から手を離して、腰を動かしたまま前のめりになった。

乱れて私の額に付いた前髪を撫でるように退かして頬から頭へと優しく撫でてくれた。私は激しい行為の中、目の前の彼が切なそうに優しく微笑んでいるのを見て少し安心する。





「アル、ヴィン･･あん･･あ、アルヴィンっ」

「壊さねぇから俺に委ねてろ」



優しく言って私の唇に唇を押し付けて舌を絡める。





「んっんぅ、･･ん、」

「ん、はぁっ」

「もう･･っだめアルヴィンっ」

「ああっ」

「あ、あ、あっ･･ああんっ、イくぅっ･･─！」




私が果てて彼はゆっくりと挿し抜きをしてから抜いた。今回は今まで感じたことの無い終わり方。

何だろう。スゴく気分が良い。


余韻に浸りながら私は意識を手放す。




















起きるとカーテンが揺れて月光が隙間から漏れてるのが視界にはいった。まだ真夜中なんだと解ると少し寂しく感じる。

いつのまにかベッドの上。彼が運んでくれたんだろうな。






「アルヴィンのバカ･･」

「誰がバカだ」

「っ？」




真後ろから声がして振り向こうとしたら、初めからだろうか、お腹に回されている腕で引き寄せられた。





「い、居たの？」

「ああ」

「いつもは居なくなるのに」

「まあ今回はな」




すぐ後ろから彼の声を聞いていると、お腹にある彼の両手の内の片方が優しくお腹を擦る。





「何してるの？」

「今日何も感じなかったか？」

「おかしくなるかと思うくらい感じたけど」

「そうじゃなくて、･･。解んないもんなのか？」




いったい何を言ってるのかさっぱりで、彼と向き合うため寝返りをうとうとしたら、






「中に出したんだよ」

「へ･･」




驚愕の真実に寝返りを打つことも忘れかけたが、何とか彼を見れた。





「どういう、事？」

「だから中出し」

「今までそんなの、」

「しなかったよ。けどよ、そろそろ良いかなって思って」

「何が良いの？子供でもできたら･･。自分さえ気持ち良ければいいの？」




そう言うと少し傷ついたような表情を浮かべる彼。そして優しくキスをして来た。





「他の人にもこんな事、」

「残念。お前と会ってからはお前としかシてねーよ」

「･･でもいつも随分と間が空いて･･･」

「その間は禁欲生活だよ、全く。じゃないとあんなに激しく出来ないって」



それを聞いた途端思わず泣いてしまった。私だけが好きなんだとばかり思ってたから。





「中に出したのは、完全に俺のモノにしたかったからだ」

「普通逆じゃ、」

「良いから」




ふらふらしている彼が若干(?)独占欲の強い人だと意外に思ってたら優しく抱き締めてくれた。





勿論責任は取るぜ？

「ガキできたら名前何にすっかなー」
「･･･(気が早い)」
「男だったら…ふぁーすとにべったりかも知れねーな･･、何か腹立つ。女だったら…いつか嫁に･･─。あああ」
「(だから気が早すぎだってば)」








20121009~1021


あわわわ、時間かかりすぎだろ。やっぱり裏って難しいな´д｀
喜んでくれてる人が居るのか疑問です(°°`)
アルヴィンさんの普通の裏のつもりが･･少し過激だったかも←
アンケートを見て常に上位にあるから俄然やる気を出すも時間かかっちゃった。ごめんなさい´д｀;;

---

---

無料HPエムペ！