11/04~13/03/08(TOX2)
TOX2×ヒロイン
「さっきは凄かったわね。研究のために偶々ヘリオボーグにいたら事件だものね」
「ああ、久しぶりの再開があんな形になるとはな」
「そういえばジュードは研究頑張ってるんだって?巷じゃ有名よ。マティス先生は。同じ研究者として応援するわ」
「お前まだ植物調べてんのか」
「勿論よ。エレンピオスにも行けるようになった分、研究範囲が広がったんだから。リーゼ・マクシアではなかなか見れない植物も発見したし、その逆もまた然りだけど。ジュードも自分の分野にはやり甲斐があるんじゃない?」
「うん。そうだね・・。大精霊クラスも実験できたら良いんだけど」
「あら、難しいわね」
「おいルドガー、俺達何だか茅の外じゃね?」
「う、うん」
「そういえばアルヴィン」
「何だ?真面目くん」
「何ソレ。・・アルヴィン達って恋人じゃなかったの?」
「はあっ?ちょっとジュード君キツイ事言うなよっ。何で俺とルドガーが、」
「バカ、私たちの事でしょ」
「あ、・・なるほど。ビックリしたぜ・・」
「恋人なのに久しぶりって遠距離だったの?」
「あー、アレだ。なんというか」
「半年前に別れたのよ。色々あって」
「えっ?!でもこうやって普段通りに、」
「まあ、すれ違いが酷くて別れたからな。俺は商人、こいつは研究者」
「そうそう、デートなんてお互いドタキャンのオンパレードよ」
「そうだったのっ?」
「ええ。・・ルドガーはドタキャンなんてしなさそ」
「俺は君みたいな綺麗な人ならドタキャンなんて絶対にしないよ」
「おっと、こいつを相手できるのは俺だけだぜ」
「アルヴィン僕思うんだけど、まだ好きなんじゃ」
「勘違いするな。こいつは相変わらず可愛すぎるって思っただけだ」
「いや、だからそれって」
「ジュード、もういいよ。私は私で将来を誓いたい相手はもう候補決まってるから」
「はっ?俺聞いてねーぞっ」
「言ってないもの」
「誰だよそれっ」
「もしかしてルドガーだったりするの?」
「いーえ?」
「ルドガーじゃないとすると・・」
「アルヴィンだけど?」
「・・・もう二人とも付き合っちゃいなよ」
「ほんとだな」
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