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かわいい君への甘い罠。
「ささささささ坂田氏ィィイ!!!」

すっげー。超面白いんですけど。

「ん?なに?」

「ここここれはどうゆうことですかぁぁ!」

馬乗りになった下でアニオタが騒いでいる。

「だからなにがどうなのよ」

「この状況はちょっと違うのではないか!!!」

なんか、楽しいしかわいいんですけど。この人。

「いや、だって銀さんとトシは付き合ってるし−、今万事屋には二人っきりだよ。それで大人がやることっつったらアレしかないでしょ。アレ」

ニヤリと笑って。脅えているトッシーを見下ろす。脅えてんだよ?あの鬼の副長さんが。こりゃ征服欲もパンパンにふくらむでしょ。

「ささ坂田氏!も、もしやそれはあまり考えたくはないが、腐女子が喜ぶボーイズラブ的なことを今からするってことか???」

手を俺の胸に突っぱね、必死に早口で話す土方はおもしろくてしょうがない。

「んー、誰が喜ぶかなんてしんねーけど、銀さんとトッシーが気持ちよーくなることは保証するよォ」

力がこもって距離を保とうという手を振りほどき、耳元で甘い声で囁く。

「だって愛しあってんだからね」

効果バッチリ。部屋に篭ってたアニオタには生身の攻撃はさながらカメハメ波をくらったような・・・おっといけない、いけない、悪影響が。
とにかく真っ赤な顔をして固まっている美味しそうなウサギさんがいる。こんなチャンスは滅多にない。

はだけかけている胸元に手を差し入れると、かわいい小さな突起をゆっくりと指先で刺激する。

「あっ・・・」

小さく漏れでた声に、もう銀さんのほうが興奮するっつーの。

「気持ちイ?かわいい声だな。もっと出していいんだよ」

なーんてベタな台詞いってみたりなんかしちゃう。
「いいい、いやいや坂田氏、僕は限定フィギュアの列に一緒に並んでもらおうと万事屋に依頼しにきたのにィィイ」

そう。
そうなんだよね。
でも策士銀ちゃんいいこと思いついちゃったんだよね。
鬼の副長さん相手は手強いけど、オタクなトッシー相手なら銀ちゃんのほうが上手だしね。
ってなことで、あれやこれやと言い含めて今に至ってるってこと。

「んー、わかってるよ。かわいいトッシーのためだもん。明日一緒に並んでやっから」

そういいながら上半身をスルリと脱がせていく。

「それはよかった!坂田氏たのんだよ。・・じゃなくて!この・・んっ・・んぅぅ」

まだまだお話しそうな口に口づける。最初は軽く一回。続けて二回目はしっとり深く。臆病に逃げる舌を追い、絡めとり軽く吸う。ゆっくりと味わった後ようやくに唇を開放すると、息も絶え絶えなトッシーが頬を染め小さく震えている。

「美味しいね、トッシーのキス」

そういうと今度は抵抗もせずにはずかしいのか軽く目をそらすだけ。

「もっと気持ちよくしてあげるから」

あらわになっている突起を口に含みそっと舌で転がす。固くなってきたそれを確認した後、軽く甘噛みしてみる。

「はっ・・や・・」
甘い声が静かな部屋に思いのほか響く。

なれない快楽に負けたのか、トッシーはもうぶつぶついうことはせず、その手はギュッと俺の着流しの端を握っている。
チュッチュッと首筋に吸い付きながら片方の手を下に移動し、硬くなっているものをなぞる。

「ね、なんか腫れてるみたいなんだけど。ここ」

ギュッと軽くにぎると手の中でビクリとはねた。

「や・・だってなんか気持ちい・」

快楽に正直なかわいいトッシー。普段のアイツから考えられねぇ。

「気持ちいい?俺もだよ」

ほら・・とトッシーの手を自分の膨らみにもっていき、熱さを確認させる。トッシーの手は恐々としながら、やがて俺のそれを確かめるように、触ってきた。

「くっ・・・おいおいトッシー。銀ちゃんのもうこんなんなってんだから、あんまりあおんないでくれる?我慢出来なくなっちまうよ」

トッシーの初々しい姿に興奮してる俺は、自身にあてられている手を外しトッシー自身を刺激することにした。
外気にさらされたモノはなかなかのサイズだ。

(相変わらず、かわいがりがいのあるサイズだな)

少し引き攣りながら、それを口に含む。裏筋を丁寧に舐め、袋の部分をゆっくりと揉みしだく。
頭上からは荒い息遣いが聞こえる。
焦らすように舐め、不意に亀頭を口に含み吸い上げる。

「あっ・・あぁっ」

高くあがった声に自分の息子もジンとくる。感じさせているのに、まるで自分もされているような感覚に陥り、責めながらもそっと自身に手をそえる。

「イキたかったら、イっていいんだぜ」

言ってる自分の声が上擦ってきているのがわかる。イった後はゆっくりゆっくり後ろを慣らしてやろう。ほぐれたらその次は・・

「さ、さか、たしぃ・・気持ち良すぎて・・」

トッシーの張り詰めた先からは液が溢れ、ヒクヒクと動いているのがわかる。

「ん?なに?いっちゃっていいよ」

一段と膨らんだのを感じ、口で上下に動かしながら吸い上げる。口に入らない部分は手を使って擦る。

「あ、あぁ!!!・・・−−くそっ」

瞬間。頭を強く押さえ付けられる。口のなかに青苦いものが溢れてきた。もちろん、愛しのトシのものだと思うと甘くさえ感じて全部を飲み干す。
でも。あれ?なんか最後にくそって不適切な言葉が聞こえたような。
まあ、気のせい、気のせい。そう思い、放ったばかりのものを舐めてきれいにし、トッシーのほっぺにチュウと口づけ。

「気持ちよかった?」

「ん・・・すっごく・・・気持ちよかったゼェェィ!!」

といったかと思うとクルンと体勢ひっくりかえされた。
やっべー、これってもしかしなくても・・・

「次はおめぇの番だよなあ。坂田氏ぃ。ゆっくり可愛がってやっからよ」

やっぱりトシィィイ!

「あ、あれトッシーは?」

「オメェのスペシャルテクで気持ち良すぎてひっこんじまったってよ!」

やばい。ヤバイ。まじ、オーラがこわいんすけど。やりすぎちゃったかなあ、やっぱり。

「オメェはなんだ?飽きたのか?俺が浮気許すと思ってんのかコラァ!」

「え−!浮気ってなに!そんなのしてないから!だって相手はトシじゃんか!!」

肩口に食い込む指が痛い。

「お前ェ、本気でいってんのか?それ。中身が違えば俺じゃねぇだろ?俺が俺だから好きなんだろ?」

ギュッと。
強く抱きしめられる。
−−−あ。
なんかすごい罪悪感。
すっげー悪いこと・・・したんかな。声もすっげー真剣。
面白いな、って思っただけだったけど。

「・・・ごめん、トシ。もう絶対しないから」

抱きしめかえす。自分は愛されてるんだなあ、なんて感じちゃったりしたりして。

「あたりめぇだ。そんなこと二度とあってたまるか。俺以外お前を抱くなんてことはありえねぇんだよ。そんな奴見たら叩っ切ってやる」

正直、その言葉はすげー嬉しい。あれ?あ、でも

「あ、でも一応いっておくけど、さっきは抱かれようなんてしてないからね。トシ以外のやつに抱かれようなんて思ってないから。俺が抱くほうだから」

「は??」

「だから、抱・く・ほ・う。たまには銀さんだって攻めてみたいじゃん。男の子なんだしぃ−。だからといってトシじゃ絶対やらしてくれるわけないしさあ。それでトッシーなら出来るかもって。だから抱かれるつもりはなかったから。安心してト・・」

「ふざけんじゃねぇ!」

あれ。
俺なんか間違っちゃった?また怒っちゃってるような。

「そーかそーか。そんな不埒なことを考えるやつだったなあ。テメェはよぉ」

痛いっ・・!トッシーの変身ですっかり萎えてしまったあそこをぎゅうと握られる。

「そういえばイってないんじゃないか?まだたまってんだろ、ココ。淫乱なお前にはたっぷりお仕置きが必要だよなァ」

瞳孔開ききった目で迫られるとすんげぇ迫力あるんですけどぉ。

「あ、あのぉ、土方くん?」

「覚悟しろや。今日はねかせねぇからな」

ミイラとりがミイラになっちまったか?
愛し合っちゃうしかないね、こりゃ。
明日の太陽が眩しそうだぜ。

好きだからいいんだけど。朝まで一緒なんて嬉しいけど。これはこれで、大成功?

ただし、体がもてば。






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あきゅろす。
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