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布団に行くと、腰帯を解かずに、下着だけ先に外される。
枕元の明かりに照らされ、俺はいつになく興奮していた。
「やべ‥‥‥」
上から見下ろしている土方が動きを止めている。
「ん?‥‥‥どした?」
「お前、これヤバすぎだろ。浴衣、エロ‥」
「は?」
言われて自分を見ると、はだけた胸元に、帯は申し訳なくついてる程度。大きく開いた足の間からは、元気なモノがそそり立っていた。
なんだか視姦されてるような気がして、全身が赤くなった気がする。
「なに見られただけで感じてんだよ。ビクビクしてるぞ、ココ」
そういって自身を握られる。
「んあっ‥‥お、前こそ、見ただけでちんこたててんじゃねーぞ。そんなに銀さんの体は魅力的かあ?」
ちゃかして言ったつもりなのに。
「やっぱ温泉、いーわ」
といって自分は裸になったのに、俺はその姿のまんま責められることとなった。鼻息あれーよ、土方。
「あっ‥‥ひ‥じかたあ、すご‥ふ、かい‥‥
胡座をかいた土方の上に乗せられ、気持ちいい波がどんどん押し寄せてきていた。
背中に汗ばんだ土方の体温を感じ、出てくる声が止まらない。
イきたいのに、土方の右手が俺の根元を絞めているお蔭で、快感が渦を巻いて下腹部に溜まっているようだ。
「もう、ダメ、だってっ‥どうにか、なっちゃいそ」
「どうにかなったらいーじゃねーか。ぐちゃぐちゃになれよ。俺なしじゃいられない体に」
更に刺激は増え、もう片方の手が胸の突起を掴み、ぐにぐにとさわってくる。
土方の熱い舌がうなじを舐めると、ぶるりと体に震えが走り、下肢に力が入った。そうすると、深く繋がっている部分が形までも感じられるようで、
体が余計に反応した。
「銀時‥‥お前の中、すっげえ熱いぜ」
土方の吐息が首にかかる。そんなにエロい声を耳元で言わないで欲しい。
また、下肢がピクと反応してしまった。
「もう、ヤダ‥‥トシ、イきたい」
そういうと、そのまま前に倒され後ろからガツガツと腰を打ち付けてきた。
「あ、あああぁぁ!も、ダメ、トシ、トシィ!!」
名前を呼ぶと、せき止められていた指が外され、俺は勢いよく白濁を吐き出した。
一拍遅れて、熱いものがドクドクと俺の中に注がれるのを感じ、幸せな気分になりながら意識が沈んでいくのを感じた。
沈む前に聞こえたのは
「好きだ、銀時‥‥」
ていう甘い言葉。
温泉も、たまにはいいか。
実は聞いちゃったんだよな、俺。
伊東の時に世話になったからとか言って、一緒に連れていっていいかって土方が近藤さんに言ったってこと。
万事屋三人の料金は土方の財布から出てるってこと。
恥ずかしがり屋のお前だから、知ってるなんていわないけど。
ヤキモキしたしケンカもしたけど。
終わってみれば結果オーライ?
また来れたらいいよな。
今度は二人で。
今は、お前の腕の中にいるのが幸せ。
→あとがき
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