妄想メモ
流転迷宮☆土銀
「人だ」
「人がきた」
「何しに」
「どうやって」
「どうする」
「どうしよう」
「そんなの決まってる」
『食ってしまえばいい』
「そうだな」
「そうしよう」
「うん」
「それがいい」
「だれ?」
「だれがいく」
「俺」
「クックックッ、テメェじゃ無理だ銀時」
「なんでだよ」
「力不足だっつってんだ。人間ってもなぁ、結界の中に入ってきてんだからそれなりに力持ってんだろうがよ。テメェが行ったって足蹴にされんのがオチだな」
「なんだよそれ。俺めっちゃ役立たずくらいの勢いで言われてね?あのさあ高杉さあ、自分が一番強いとか勘違いしてっかもしんねーけどね、俺だってあれだよ?やるときゃやる男だよ?」
「ハッ、そう言って何回も失敗してんのはどこの誰だろうなあ。なんならお前が歯が立たない方に賭けてもいーぜ」
「クソッ、上等だコノヤロー。俺が勝ったら土下座して謝ってもらうからな!」
「成立だな。俺が勝った時は何でも俺の言うこと聞いてもらおうか」
「‥‥‥地面に頭付ける準備して待っとけよ」
「高杉も意地が悪いな。今日は新月だから半妖の銀時は力が出ないだろうに。しかもあの様子だと本人は気付いていないのだろう」
「ヅラぁ、テメェは止めもしなかった癖に今更ぐだぐだいうんじゃねぇよ」
「‥‥‥少々、あの人間に興味があったものでな。お前など行かせたらすぐに殺してしまうではないか」
「分かってんなら高見の見物といこうぜ」
***
「う、そだ、ろ。なんだコレ、力‥‥‥抜け‥」
「なんだぁ?山に巣くう強力な妖怪てなことは聞いたけどこりゃまた貧弱な奴がいたもんだ。まあ、使えないこともない、か」
「ひ、貧弱って俺のことかよ?! てか使うってなんだ??」
「んなのそのまんまの意味にきまってっだろ。今日からお前のご主人様はこの俺な」
「はあ?テメェ、何様のつもりですかコノヤロー!んなふざけた話きくわけ‥‥うッッ、く、苦しッ」
「あ゛あ゛?何様だっつったか?俺はお前のご主人様土方十四郎だよ、よーく覚えておくんだな」
ニヤリと意地悪く笑った瞳に背筋に寒いものが走った。
20100614
*****
あ、あれ?ラブな事態になってない(笑)
ダメじゃん!!!
どこにもあるよな設定にしたらなんだか○夜叉風味だ(-.-;)
攘夷組は全部妖怪がいいなとか♪
真選組は人間で☆
そしてこっちの高杉はたまには銀に対して攻め風味かな。
珍しく(*´艸`)
いいなあ、そのうちゆっくり書きたいよね
でも書いたら長いです。だって転生バージョンまで考えてあるお(゜▽゜)
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