オレがお前を守る(BF)
・・・ベルとフランは、フランの部屋にいる設定
「…センパーイ」
「ん?何だよ」
「もし、ミーが死んじゃったらどうしますー?」
縁起の悪いこと言うなよ、そう思うがヴァリアー幹部をやっている限りいつ起こるか分からないから怖い。
「カエル、お前死ないだろ?」
「ミーはカエルじゃありません、フランですー。それにミーも人間なんで、いつかは死にますよー」
何でこんな事をいいだすのだろう、疑問に思うベル。
「なぁ、カエル。
何でそんな事言うんだよ」
「ミー、センパイに嫌われてる気がして、だから…」
ベルは、いつも毒吐いてるのはどっちだ、と言う気持ちになってくる。
「え?じゃあ、オレのこと好き?」
「……」
―コクン
まさかの展開に戸惑うベル。否定してくるかと思ったのに。
「大丈夫だ、安心しろ。
オレが絶対お前を死なせないぜ」
こんなにフランを愛おしく思ったのは初めてだ。それと同時に、こいつを護りたくなった。
「せ、センパイ///」
安心感で眠くなったのか、こっちに傾いてきた。
気がつけば、フランはすやすやと寝ていた
現在、午前2時。
ま、当然か。
仕方ない、と思いつつベルはフランを起こさないようにお姫様抱っこして、ベッドまで運ぶ。
「お休み、フラン」
そして、そっとキスをするとベルは自室へと名残惜しそうに帰って行った
オレがお前を守る
(ミー、センパイに殺される気がしますー)
(そんなにオレ、信用ないの…?)
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