SSS
大石
「あ、大石じゃーん!もう掃除終わったん?」
「英ニ。ああ、これから部活に行く所だよ」
「そっか、俺も早く終わらせて行こっと!」
「ああ」
(部活へ行こうと廊下を歩く大石)
「大石」
「やあ乾」
「ちょっと頼み事があるんだが」
「なんだい?」
「野菜汁があるだろ?アレみんな嫌がるじゃないか」
「はは、まあそうだなぁ」
「そこでだ。実は飲みやすく乾特製りんごジュースを作ってみたんだ。試しに飲んでみてくれないか?」
(ジュースの入ったペットボトルを渡される)
「えっ、俺がか?;」
「それじゃあ頼んだぞ。(どうなるか楽しみだな)」
(足早に去る乾)
「ちょっ…;」
(手渡された飲み物を見る)
「俺が飲むのか?;(…色はりんごジュースって感じだな。においは…)」
(キャップを開ける)
「あ、普通にりんごだ。……(飲みやすく作ったって言ってたし、少し飲んでみるか…)」
『ごくっ』
「……!?うぐっ」
『バタンッ』(大石ブッ倒れ)
---
「ハッ!ここはどこだい?(さわやか〜)」
(そこは白い壁の家具も揃った広い部屋)
「む、何だかちょっと性格変わった俺?格好良くなったかな?(さわやか〜)」
(何故か横に付いたドアの内側に貼ってある表札を見ると)
【菊丸】
「ああ、英二か!ここは、バンソーコーの中なんだな☆(さわやか〜)」
(何故かすべてを理解した大石15歳)
「これから、ずっと一緒だぞ!よろしくな、英二☆(さわやか〜)」
終
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