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・11/02/14 港の倉庫街 encounter:赤髪の少女/セシリア/ジャック
最悪の目覚めの後にこの日記を書いていなかった事に気付いた。この文章を書く事にすら吐き気すらしてきているというのに。
私は、確かにセシリアもジャックも殺そうと思っていた。あの青の目を見たから、というのはあるが、それでもそれは引き金に過ぎない。あの目を見たとしても、違っていた筈だ。

ジャックは、人を撃つ事は出来ないと言っていた。その通りだ、人を撃った事がないのだから。だが、私は躊躇も戸惑いすらも無い。それはゴム弾だから、ではない。

夢魔?悪魔?私には何一つ分からない。何も考えたくない。今はもう何も。

本当に人を信用しているのかすら、私自身、分からなくなった。

夢の中で、あと何人殺せば気が済むのか分からない。もう、辺りは赤い花で満開だというのに。


終わらせてよ。


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