・11/04/27 貸家 title[二面]
やっぱり弱い。もっと力を付けなければならないのだけれど。
意味は二つ。生きる為と殺す為。更に意味は分岐する。アカマガツを殺す為に生きる、という事もだし、まだ生きていたいというエゴもある。前者しか必要が無いのだろうけれど、やはり死ぬのは恐い。臆病なのは承知だ。殺す為というのは、憎悪を糧として歯止めを無くさせる為でありこれは私の事ではない。そして赤い花を捧げる為、これは私の事。そうして、最後としてアカマガツを殺す事、これはどちらともの意味。
力があれば、生きられる、殺せる。それはただ平行線を辿るのみ。
けれども、本当の事を辿るにも力が必要だ。今以上の、生きる力を。殺す力を。
我ながらに、我儘だな。切羽詰まっているのかもしれない。また逃げられたら、次は無いような気さえするから。
不安定だ。
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