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・14/10/10 山間の村「ロディベル」キャンプ場 e:ネージュ/マクナーリア/アイニィ/ヨハネ/ランドール/メル・リル

霊峰ロディアの麓の村、ロディベルに辿り着いた。ネージュと共に降り立ったそこは、多くのテントで賑わいを見せていた。探すのに苦労をすると思ったがマクナが居て、一先ずスルー。アイニィにスルーされ(理由:2Pカラーだから)、ヨハにゃんは山菜を唐突に採ってきてから消えるし。再会とは一体。

ヨハにゃんはシチューを作っていたようで。どうにか分かってくれたようで。ユンは一旦ペティットに戻ったらしく、ユベもだとか。他の皆は居るようで、メルも居る、が、様子がおかしい、って話で。

とそこでアイニィに張り倒される。そう、俺だ。 盛大にぶっ飛んだが。
来たばっかのランドールって奴に村の簡単な紹介をした所であったから尚更に驚かせるはめになったが、それはまぁ、仕方ないものとして。更に白レースと口にしてネージュが驚いて突っ込もうとした瞬間の一撃、ダブルの衝撃。

張り倒されてローキック受けながらウンコ野郎と罵られる俺、同時上映で村の案内とネージュとの再会を喜ぶ器用なアイニィさん。何これ。あとラゼの失踪はネージュくんと二人旅デートするためだったのかとかいう迷推理やめろ。ハゲを強調していくスタイル。

ベンギンを連れた狼の獣人のランドール・ワイズマン、に、メル・リル。この村で知り合った奴と、それと、  。

モノリスというものがあるらしい。端的に、魔物召喚装置として所々に現れている、という話だ。また何か胡散臭い話が出てきているらしい事は知れた。



アイニィから手渡されたのは、ヴォーパルソード。俺の新しい剣。



武器に使われるでなく、武器を使うこと。武器を使うでなく、武器を使いこなすこと。それが戦士の本分。アイニィの言葉。
威力を自在に操り運用することをコンセプトに鍛えた剣であって、何より、折れる事は無い。

この剣だけは、負ける事は無いのだろう。

折れやしない、俺の意志の媒体。どう扱うかは俺次第。



楽しい事、好きな事。でも「それらの為に生きている」とは言い切れない。まだ俺は「殺す為に生きている」。
戦い以外に何かを見出せなかったら、その分すっきり、すんなり、戦い合える筈。

戦いが一番だと言った。殺す事、狩猟する事、一つの武芸としての剣戟も。ルーツはどれも、俺の混濁した、一角獣の闘争。

人種は違うだろう。

だとしても、戦う為以外の事を戦いの中に思うのは、それこそ、俺にとっては邪念で。「生きていたらもっと楽しい事がある」なんて、俺には必要無いと思いたいんだ。

人種は違う。けれど、ただ戦う為に戦えたら。



俺には多分、それは難しい事だというのは分かっている。


今月中。今月中だ。


ともあれ、漸く、巡礼団に合流出来た。



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