アリーヤ
──アリーヤ=ラムド=ベルゼフォール──
「────祖国の為にッッ！！！」
「我が祖国の誇りです」
「煩いですね……どれだけ脳筋だろうと当たらなければ意味は無いのですよ。目に口に、各関節の弱点部位も守れてない人に、私が倒せるとお思いで？」
「何故私の行いは認められないッ！真実は目の前にあるんだっ、背けるなッッッ！！！」
銀の体毛を持つ女の豹獣人。恐ろしく細身、出る所は出る。致命傷を受けた場合に即座に戦闘不能に陥る部位や関節部分のみを覆った黒銀の超軽装甲の鎧を纏い、超高速至近戦闘を展開する。ビキニアーマーな子。
軽装鎧には支援術式適性の高い媒体鉱石を用いており、エルフの効果支援の高効率化を果たす造りとなっている。支援が無ければ露出部位が多過ぎるが、最低限を防御したのみの最速戦闘、制圧に鎮圧、無力化を目的とした戦闘を可能とする。
正義感の塊であり国の為民の為に戦い続けるも祖国ウルリアの女神信仰の実態、その裏側を知り反逆。王の側近の多くを葬り転覆させ、事実を明るみに引き摺り出そうとするも失敗し、反逆者として追われる身となる。
不正ダメ絶対、命大切、そんな信条。ひょんなことからメルガス盗賊団と合流。数々の重犯罪者と真っ向から喧嘩しつつその重犯罪者の更正の為に動く。虎視眈々とウルリアの真実を暴き出す機会を狙い、そして三年前にメルガス盗賊団を率いて女王オルメイアス=サフィド=レイグナードによる女神信仰を崩壊させた人物。誰にも知られぬ英雄にして公の反逆者でもある。
ファルベリアと並んで天然馬鹿。メルガス盗賊団二大女馬鹿。特に愛国者過ぎてぶっ飛んでいる。
目的を終え、自身も更生という形で認められた後もメルガス盗賊団に付いて回るが、ファルベリアが赤禍ツとして暴走した際に交戦、殺害された。
祖国ウルリアの高位騎士の一人であり王の側近。マンゴーシュ、ソードブレイカー、スローイングナイフ、そしてレイピアとサーベルの間の子でもある"踊し旋風のリピルアス"による、眼や喉、心臓という急所を狙った一撃離脱高速戦闘を得意とする。ごわごわさんとは知り合いで好敵手。
扱う武器は踊し旋風のリピルアス。円形鍔と湾曲した護拳に施された儀礼宝石装飾と彫刻細工が美しい全長1.3mの両刃銀細剣。レイピアとサーベルの間の子の様な性質を持ち、良くしなり基本とする突きのみでなく鋭利な刃にて斬撃をも可能とする。剣身が非常に軽く両刃である為高速の斬り返しや他の剣には見られぬ様な変則的な攻撃が可能。遠い国の上級女騎士にして自国ウルリアの王の側近の殆どを殺した事で反逆罪の罪を被せられた銀舞姫アリーヤの愛用した特注剣でもある。筒の様に細い鞘にも龍の細かい装飾が刻まれ小さな宝珠が埋め込まれ、芸術的価値も高い。受け流しに向かず防御性能が無いのが難点。現在はラゼットが所有している。
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