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リザルグ


──リザルグ=リグ=ゼムアトス──


「罪は消えない。だからこそ重ね方を考えるんだ」
「君とはお友達になれそうな気がするんだよ、僕は」
「シープキラー、正面玄関に照準を。ハウンド、裏口。モノケルはターゲットに気付かれないように追尾で、スペルキャリアーは玄関近くで待機。パラディンイーター、食事は後にして」
「はは、まさか?僕はいつでも君達を、愛しているよ」




47歳の痩せ気味、剃り残しのある髭、スモーク入った眼鏡に煙草、エルフの血が混じっており外見は年齢の割に若い方、けれどおっさん。メルガス盗賊団設立者。常に右手は顎の位置、髭を撫でている。右手が利き腕らしいがペンを持つ以外に使った事を見た者は無く。基本的に動じない、動かない。

元孤児。孤児の寄せ集めの長として盗みを働きながら練り歩く。強く、かつ信頼の置ける犯罪者をも仲間に入れ拡大。様々な情報網から、盗みを働いた盗賊団を襲撃するスタイルを主とする。急成長の後は大量の書物を購入、同時に犯罪思考を研究し始め、"孤独"が深く関わっている犯罪者の更生へと視点を向けて取り組む様になる。その反面、他の犯罪者の死を厭わず手に掛けた者だけを助ける行動指針となる。殺す事を躊躇わず、死の重さを突き付ける。

指揮能力有り、情報収集能力高め、ギャグセンス絶望的の割に無駄にお喋り。料理センスも絶望的。

メルガス盗賊団の紋章が百足であるのは、『非常に凶暴で攻撃性が高い』、『絶対に後退しない』という俗信があり桜花の古い部隊の武具に百足が刻まれていたとの話をイオリに語られた事が原因。何それカッケーじゃん、と賛同して真似るも、一番最初に逃げるのは間違い無くリザルグであったりとどこか抜けている。事実、メルガスには全く退かない者達ばかりであったのであながち間違ってもいないらしい。

殺しの中で殺しの意味を、そして仲間とのくだらない日常で命の重みを。

心の問題ではあるが意図しない殺意を抱く赤禍ツを見誤り死亡。リザルグ無き後のメルガス盗賊団はイオリ、ディピリア、アンゼル、リープが引き継いでいる。



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