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嫉妬を劣情で埋める ※

R18っぽい内容になってしまったので注意
観覧は自己責任で




一般的な物と比べると少し豪華なダブルベッドがギシギシと悲鳴をあげている。
そこに裸で組み合う2人の男女。
リンは相手の名前を切なそうに繰り返す。それに応えるかのように彼…レンは腰の動きを加速してゆく。

しばらくすると2人は声にならない悲鳴をあげ、ぐたりとベッドに倒れ込んだ。



「今日もよかったぁ〜」


リンがにへらと笑いながらそう言うと、レンは彼女をぎゅっと抱き締める。


「お前のナカ、狭すぎ!」

「そんな事いわれても…」


どうしようもないことを言われて、リンは口を尖らせ抗議する。
…まぁ、勿論取り合ってはくれないわけだけれども。
まだちょっぴり不満げな顔をしたリンを見たレンはニコニコしながら


「それよりさ、まだお風呂入ってないよね?」


汗流しにいこうよ、と突然話を振る。
話をそらされた、と思うと同時に、絶対に汗を流すだけじゃ済まない…そう感じたが、リンは大人しく了承した。
…なんとなく、今日は甘えたい気分だったのかもしれない。

絶対にありえないと判ってはいても、ちゃんと甘えとかないと他の女の子にレンを取られてしまいそうな気がしたから。





レンと入れ替わり、待ち合わせ場所に行った今日のあの時間よりちょっと前。
1人先に家に着いたリンは、部屋で宿題を片付けていた。

金曜日だから土日を挟むので急ぐ必要は無かったが、急に仕事が入ったりすることもあるし、何よりもやることが無くて暇だった。そこで、リンは真面目に机と向かうことに決めた。
シャープペンシルを紙面に走らせていると横に置いてある携帯が光る。
携帯電話を開くとメールが一通届いていた。送信者名にはLENとの表示。
内容を見ると、レンの格好をして駅前に集合とのこと。
文面でなんとなくコトを理解したリンは、クローゼットの中からレンの予備の制服を取り出す。
胸にサラシを巻き、彼のお気に入りの黄色のTシャツを着てから制服に袖を通す。そして仕上げに高い位置で髪を結う。

鏡を見るとソコには鏡音レンの姿があった。


愛しい弟の姿の映る鏡に唇を近づけ軽くキスをする。そのままひんやりとした無機質な板をそっとなぞるとリンは荷物をまとめ、部屋を出た。

案の定、彼の取り巻きの女の子達は実にバカだった。放課後の会話でそれは重々承知はしていたが、まさかあそこまでだとはリンも思わなかったようだ。
愛しい人の姿も見分けがつかないなんて。
そんな子達に私たちの時間を邪魔されていたかと思うと悔しくなる。
だから家にいるとき位は…彼との時間をたくさん作って、学校で出来ないことを沢山して、甘えたい。

(…これってリンのワガママかなぁ…)

そんなことをボンヤリと思い返していると、肩にパサリと服がかけられた。
リンはハッと我に帰る。目の前にはちょっと不満そうな顔をしたレンの姿があった。


「早く風呂いくぞー」


ブーブーと文句をいう弟に若干呆れながらもはいはい、と答える。
レンはいつの間にか服を着ていた。さっきまで裸だったはずなのに…。
リンも急いでかけられた服を着る。それから替えの下着と、愛液でベタベタになった今日の下着を持つ。


「お待たせ!」

「遅い!後でお仕置きな」


レンはそういうと彼女がまともに返事をするのを待たずに、ぐっと手を引っ張る。
そのまま2人は一緒に部屋を出た。



 * * *



脱衣場につくと、レンは早速リンの服を脱がしにかかる。そんな彼の股間に目をやると突かれていた時に近いくらい大きく、下着越しでもハッキリと判るくらい存在を主張していた。

リンの服を脱がすと自分も裸になる。
その一連の行動は、彼女が抵抗する間もないくらい手際の良いものだった。


「さ、入ろうか」

「う…うん」


ガラッと扉を開けるとむわっとした湯気が2人にあたる。
レンはシャワーを手に取ると「おいで」と言って、リンを椅子まで誘導する。
何も抵抗せず言われるがまま椅子に座ると、全身をシャワーで流してくれる。
そして髪から、シャンプー、リンスと順番に優しく洗い流す。
洗髪が終わると、今度はボディーソープを手にとり、リンの体に直接塗り始めた。

まずはお腹から。優しく円をかくように撫でられ、その範囲を徐々に広げられる。
そして肩と腕を往復した後、首へまわる。
自分の胸にいつ触れてくれるのか、リンはいつの間にか期待するようになっていたが、彼はなかなか触ろうとしてくれない。
首周りを撫でられた後、やっとかな?と期待したリンであったが、それはあっさりと裏切られ、下半身に手が伸びた。
足首や脛はそこそこに、太ももの内側ばかり重点的に撫で回される。

レンの甘い吐息が彼女の耳にかかる度、じゅん、とリンのナカが熱くなるのがわかった。
早く己の敏感な部分に触れてほしい。そう思えば思うほどムズムズと体中が痺れるような感覚になってしまう。


「レ…ン…」

「どうしたの?」

「…ちゃんと、全部、…洗って?」


そうだ、これは身体を洗ってくれていたのだ。リンはそう思い出し、胸を刺激してくれるよう催促する。


「了解。お姫様」


レンはニッコリ笑うと、太ももから上半身へ…肌をさらさら撫でながら移動させてゆく。
そして乳房を下からゆっくり持ち上げ、優しく包み込む。
ふにふにといった効果音が相応しいくらい、控えめなリンの胸部はまだまだ発育中。初めてヤったときよりも大きくなっているのは確かで、レンは「俺がリンを成長させた」と、とても満足している。
これからも俺が成長させる、といった意気込みなのか…それはそれは丁寧に、優しく揉みあげる。しかし肝心の突起部分には触れはくれなかった。


「れぇん…。そ、んな触り方じゃ…ん…。全部洗えな…いでしょぉ」


早く触れてよ、そんな思いを込めてリンは文句を言う。対してレンは何も答えずに只管同じように揉み続けた。


「れぇ…ん…っ!」


彼の名前を呼んで再び催促しようとした時、リンの声色はより一層甘いものへと変わる。
レンはきゅっ、と親指と人差し指で先端をつまむと、そのままこねくりまわす。


「なに?ちゃんと洗ってあげてるでしょ」

「っん…!」


今まで焦らされた分、リンの身体は普段よりも敏感になっていた。後ろから抱きつかれて乳首を弄ばれるだけでも十分な刺激だ。
しかし彼は彼で自身にも刺激が欲しかった。その証拠に、彼女が悶える度揺れる背中と自身が擦れるわずかな刺激で感じている。


「リン…。そろそろ…中も洗ってあげるね」


そういうとリンは何も言わずにコクリと頷く。
返事を確認するとレンは、リンの腰を持ち上げ、彼女の手を軸にくるりと向きを反転させる。そして自分も腰を下ろすとその上にリンを乗っける。


「自分でいれれる?」

「…うん…」


リンは自身の腰を持ち上げるレンの物を優しく掴み、入口に当てると数回往復させ入れやすいように解す。既に愛液でいっぱいのそこはぐちゅぐちゅと厭らしい音をたてる。


「いれるよ…」


彼女の合図と同時にずんっ、と小さな入口にレンのものが飲み込まれていく。
何回やってもこの質量に慣れないリンは、一生懸命腰を沈めてゆく。ずず…と少しずつ、少しずつ腰を下ろすとペタリとレンの腰と密着する。


「っ!…全部、はいった?」

「…ん…はいってるよ。動いても痛くない?」


リンはちょっとまって、というと密着させたままナカを解すように腰をくねらせ具合を確認する。お互いに甘い息が漏れる。


「…っはぁ…!ん。…大丈夫だよ」

「じゃあ…動かすよ」


レンは腰をぐっと突き上げる。


「あっ」

「くっ…」


 座っていると奥まで届いて気持ちいいのだが、どうもやりづらい。風呂場の広さでも出来るくらいの体位はないかと突きながら色々な体制を模索する。
 結局最終的には、リンに湯船の淵に手をかけ腰を突き上げてもらい、レンが後ろから突く形となる。
 風呂場内に液体の擦れ合う艶かしい音と、嬌声が響く。リンも、レンも、声が段々と大きくなり、余裕のないものとなっていた。それは2人の限界を示す合図でもある。


「リン…そろそろっ…」

「レン!リンもっ!イっちゃうよぉ!」


パンパンパンと腰の動くリズムが段々と早くなる。
でるっ、という彼の合図とともにリンからモノが引き抜かれ白い液体が、背中に飛び散る。

息を整えお互いの顔を見合う。
リンは自分の背中に飛び損ねた精液を指ですくうと満足そうに目を細める。


「たくさん出したね♪」

「本日二回目のはずなんだけどなー。」

「若い証拠!」


リンはそういってケタケタと笑う。そんな彼女を見て、お前はいくつだ、と言ってレンも笑った。


「ほら、身体。流すからこっちこい」


ちょいちょい、と手招きをするとリンは大人しくレンの目の前で背を向けてちょこん、と座り込む。
レンは彼女にシャワーを近づけると身体を優しく撫でながら流した。
今度は上から順番に、首から脚まで無駄な動きは一切せずにさっと流してくれる。


「ほら、終わり」


レンはきゅっ、と蛇口を閉めるとリンの肩をぽんっと軽くたたく。


「ありがとー」

「どういたしまして。俺も洗っちゃうから先に湯船浸かってて。」

「はーい」


リンは素直に返事をするとちゃぽん、と本日一番の湯に浸かる。
なんとなく一人で湯船に浸かっていても暇だったので、レンの洗う様子をじっと見ていた。


「あ、リンも洗ってあげる」


レンが体用のスポンジを手にすると、リンは思い出したかのようにそんなことを提案する。


「え?気にしなくていいよ?」

「いいからいいから!」


リンはざばっと湯船から上がるとレンのスポンジを取り上げる。


「でも…リンさん…」

「なにー?」

「本日3k…」

「文句あるー?」

「いや、いいんですけどね。あの…」

「うん?」


リンの視線に耐えきれなかったのか、レンは「受けて立つ!」といって意気込みを見せた。


「よし!じゃ、洗ってあげるね!」


リンはそれを聞いて満足そうに微笑むとスポンジに石鹸を泡立て、レンの背中をごしごしと洗う。
それから首、腕と順番に洗い、腹部などは後ろから抱きつきながらも一生懸命腕を伸ばしごしごしと洗う。
足も特にイヤらしい要素は一切なく、さっさと全身を洗い流されてしまった。


「はい、終わり」

「…おわりですか」

「おわりですよ?何か期待してたんですか?レンさんは」

「…して…ないって言ったら嘘になります」

「してたんですね。残念でした」

「いや、洗ってくれるって言ったら普通期待するだろ?!全身スポンジとか全身スポンジとか全身スポンジとか!」

「レン、親父みたい」

「大事なことなので3回言いました」


冗談っぽく言ってはいるが、なんだか本当に残念そうなレン。そんな彼を見てリンはにんまりと笑うと「いいよ」といった。


「え?」

「してあげる」


全身スポンジではないけどね、と付け加えると、リンはレンの股間に顔を近づけると、彼のモノを口で覆いかぶせた。
玉を優しく揉みながら裏筋を舐め、歯を立てないように気をつけながらソレを口いっぱいに頬張る。


「…ひもひいい?」

「ん…」


レンはこくりと頷く。その反応に満足したのか、リンは刺激するペースを加速させる。
唾液を十分に垂らすとモノを加え、そのまま顔を上下に動かす。レンの反応を見ながら舌での愛撫も取り入れる。
彼が果てるまで、そう時間はかからなかった。


「リン、出すよ」


そういってレンはリンの頭を押さえつけると、彼女の口の中に己の精液を吐き出した。


「ふ…っ」


リンは全部出し切ったのを確認すると、一息ついて口の中の精液を飲み込む。


「…飲み込んで平気?無理しなくてよかったのに」

「大丈夫!」


レンのならいくらでも飲み込むよ、とリンは笑顔で答える。すると彼の顔はみるみるうちに赤くなっていった。


「…!こ、こんなとこで話してるのもアレだからさっさと流して浸かろうぜ!」


照れ隠しなのか、レンは急にそんなことを言い出す。しかし、このままでは風邪をひいてしまうかもしれない。リンはその案に同意する。
そして、シャワーでお互いの身体を流したあと一緒に湯船につかった。


「…結局3回も…」


レンが両手で顔を隠しながら呟く。


「何か不都合でもあるの?」

「いや、ありませんよ?ただ…」

「ただ?」


きょとん、と顔を傾げる。


「リンがいつもより積極的だったなー、なんて。」


それを聞いて、リンの顔がボンっと赤くなった。
ぶくぶくぶく、とリンの顔が湯に沈んでいく。


「…どうしたの?リン」

「気のせい!」

「そう?」

「そう!」


いつも通りだったよ!
リンはそう意見を押し通すと「あがる」といって湯船から立ち上がる。


「え?俺、なんか怒らすようなこと言ったっけ?」

「のぼせそうなだけだから、レンはゆっくりしてて!」

「お…おう」


レンはいまいち状況が理解できていないようではあったが、疑問を残しながらも彼女の意見に同意する。

(レンがモテるから嫉妬してたなんて言えるはずないじゃない…!)

リンは顔を真っ赤にして脱衣所に出る。
外は涼しいとはいえ、彼女の顔の赤みは当分ひきそうにはなかった。




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あきゅろす。
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