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その後もしつこくクロスの後を追っていると疲れた顔をしたアレンに出会った。


「あ!師匠!!それにメロまで!!」

駆け寄って来るアレンに自然と口端があがった。

「アレン君、久しぶり。元気だった?」

「えぇ、まあ三日三晩寝ずに肉体労働なんて言う法外な仕事をやったり、負けたら臓器提供なんていう危険なポーカーの勝負もあったりしましたけど


    僕は元気ですよ。」


―――メロはアレン・ウォーカーという少年の運命を心底気の毒に思った。




気付けばもう日が暮れてきていた。


「僕もうお腹ぺこぺこです。よかったらメロも一緒にご飯食べませんか?」
たいしたものはありませんけど。
苦笑混じりにアレンが言った。

こういう時なんて言っていいのかメロにはわからない。
アレンともう少し一緒に話をしたいと思うのは確かなのだがアレンとクロスはセットだ。
日頃散々追いかけ回している自分をクロスは受け入れてはくれないだろう。
アレンには悪いがここは・・・








「オラ、さっさついてこい。」



じんわりとした温もりが頭から伝わってくる。
顔を上げてみれば至近距離にクロスが。
どうやら自分は頭を撫でられているらしい。
そう理解した瞬間カッと身体があつくなった。

「っ!?」

咄嗟に頭に乗っている手をどけようとすると

「ガキはガキらしくしてろ。」

とますます頭を撫でた。
髪の毛がぐしゃぐしゃになってしまったけれどメロは恥ずかしさでそれどころではなかった。




こうして結局彼等と一緒に過ごしてしまう。
こうしてどんどん彼等を好きになってしまう。




出会って1年。
お金は全く返してもらってないけれど、
苦労することは沢山あるけれど、
それでもこの仕事を続けるのは
それでも彼を追い続けるのは




こうした日々を楽しく思ってしまったから。








目の前を歩く大小二つの背中を見ながらメロは小さく微笑んだ。










*

あとがき
はい、終わっとけ!!笑
ぐだぐだと意味のない文でなんていうか・・・

文才欲しい。←
まあ今回は##NAME1##ちゃんの心境の変化っていうのを書きたかったっていうかなんていうかゴニョゴニョ・・・
兎に角、最初は関わりたく無かったんだけど1年たったらあら不思議!なんだか心地いいなあ、みたいなね。
師匠マジックか何かでしょうね。(適当
早く兄貴出したいな^^

それではここまで読んでくださってありがとうございました!!

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あきゅろす。
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