必要としてよ!
「あたしが居ないと駄目なくせに!」
「別に大丈夫だけどなあ」
「嘘!だって博士あたし居ないと部屋汚なすぎるじゃん!」
「あー、あれはね。それに別に君じゃ無くたっていいしね。」
「っ、うわぁん!」
「ほら君ももう帰りなよ。僕は忙しいの」
「は、博士なんて嫌い…っ!いつも自分の事ばっかだしカッコつけてる!」
「んーだって僕カッコいいしねぇ」
「うわぁん!部屋に官能小説溜めてるくせにぃ!」
「なに、貸して欲しいの」
「馬鹿馬鹿馬鹿!博士のばぁか!あたしは博士が居ないとやだぁ!」
「最初からそう言いなさいよ」
(博士から必要とされたかったのに!)
そりゃあ、君。
やっぱり博士の方が一枚上手でしょうよ。
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