スーカーとーろー!!
はい。その名の通り、拍手に置いてたスカトロ話です
阿部くんが知らんうちに榛名のオシッコ飲まされます
なのにRは付かないという謎使用
冗談や謙遜なしにいっても、ただただ気持ち悪い話だと思います
面白いとか萌えるとかじゃなくて、生理的に気持ち悪い。
それでもいい!という変態…、もとい勇者様のみ、お手数ですがスクロールをお願いします
ホント、ごめんなさい…
榛名にションベンをかけられた。
「ナカでされるか、外にかけられるか、どっちがいい?さーん、にー、いー…」
と聞かれ、選ばされた。
榛名曰く、マーキングだという。
確かに犬、猫をはじめ、自身の尿で縄張りの所有権を主張する動物は多くいる。
しかし、人間は今やその範疇ではないはずだ。そもそも俺は土地ではない。
思うところはたくさんあったが、阿部にはそれを指摘する余裕がなかった。だって二択なのだ。早く決めなければ、内側に出されてしまう。性的マイノリティを
歩む阿部だが、スカトロの趣味はない。
阿部の真上で仁王立ちになり、排尿する榛名はそれはそれは気持ち良さそうだった。
あれば支配者の満足と動物的な欲情の混ざり合った恍惚の表情だったように思う。死ねばいいのに。
つい数分前まで黄色い水溜まりを作っていた背骨の窪みを阿部は念入りに洗った。
風呂から出ると、待ってましたとばかりに榛名が近づいてきて、嫌な予感がした。こういうときの榛名は、いつもの1.5倍増しでろくなことをしない。
「喉渇いたろ?これ飲め!」
榛名が黄みの強いクリーム色をした液体を差し出した。
「なんすか、これ」
「バナナジュース」
腐りかけのバリウムみたいな色をした紙コップの中の液体。見ているだけで胃袋が縮まっていく。
それにしても、何故バナナジュース。確かに風呂上がりで喉は乾いているが、ゴクゴクと喉ごしよく飲めるものではない気がする。
まさか、先程までバナナ的なものを加え込んでいた俺への皮肉だとでもいうのか。俺は別にくわえたくなんかなかったんだぞ、それをアンタが無理矢理……。
「俺が作ったんだ!」
キラキラと榛名は目を輝かせて榛名は言う。犬だったなら「褒めて褒めて!」と尻尾が振られているだろう。
その姿に阿部はすっかり毒気を抜かれてしまった。
「ありがとうございます」
文句はたくさんあるが、榛名がこんなことをしてくれるのは珍しい。
犬の躾も榛名の躾も同じことだ。悪いことをしたら叱る、良いことをしたら誉める。
だが、受け取ったがいいがそのバナナジュースは近くで見れば見るほど不味そうだった。ついでに何か変な臭いがする。
しかし…。
ちらりと阿部は榛名に目を向けた。
先程と変わらない期待に満ちた目で榛名は阿部の喉が動く瞬間を今か今かと待っている。
そんな目に晒されて、飲まないわけにはいかない。
ええい!
阿部は一思いにグイリとバナナジュースを飲み干した。
不味い。
やはり、変な味がする。
それに生ぬるい。
バナナの他になにか変なものが入っているのではないだろうか。臭い。
ゴク、ゴクゴクゴク。
息継ぎもせずにバナナジュースを飲み干した阿部は、コップの底を叩きつぶす勢いで机に叩きつけた。
「…………ありがとうございます。ごちそうさまでした」
咽頭、食道、胃へとバナナジュースが流れていくのがわかる。そのすべてが異物(バナナジュース)の侵入を阻もうと細まっていく。
「タカヤ!」
弾けるような笑顔とともに、榛名の頬が朱に染まった。
覆い被さるように抱きつかれる。
「ちょっと、揺らさないでください」
「お前は俺のもんだからな!中も外も!」
「違います」
中も外も、という言葉が引っかかったが、腰の痛みを感じて阿部はこの事を言っているのだろうと納得してしまった。
榛名はセックスにロマンチックな解釈を求めたがる。
抱きついた勢いのまま、榛名はご機嫌顔で唇を近づけてきた。だが、触れ合う寸前でピタリと止まった。
なにかを考えるように眉が曲がる。
「……元希さん…?」
榛名が途中でキスを辞めるなんて初めてだ。
阿部は榛名の服の袖を小さく引っ張った。
「お前っ!それ、可愛すぎっ…」
少し引っ張っただけなのに、榛名は盛大に釣れ、額がガッと音をたてた。
一度開いた尿道を途中で閉じるのは難しいことだと榛名は学んだ。
半分は外にかけて、もう半分は飲ませようと考えていたのに、途中で止まらなくてすべてかけてしまった。
しかし、後悔はない。
それほどに尿で濡れ、悔しそうに目に涙を湛える阿部は榛名の心をうった。
写真に納めておけばよかった、いや、いつか写真に撮ろうと決意する。
でも、飲ませる分はどうしようかな。
少量の液体が入った紙コップを摘まんで、榛名は考えた。
きっとそのままでは飲みにくいだろうと気を回し、味と臭いの誤魔化しがきくバナナジュースを用意したのだが、これだけの量なら、リンゴジュースでもいいくらいだ。色もちょうど合うし。
でも、まー、いいか。少しだけでもタカヤのなかに俺のおしっこが入ることには間違いない。
水をがぶ飲みしつつ榛名は思った。
あの薄い唇からちらりと覗く舌と同じように、阿部の内側もまた赤いはずだ。
赤い内臓に榛名の排泄物が吸収されていく。
そうすると、阿部隆也という人間は体を覆う皮膚から生命維持を担う内臓まで、余すところなく榛名にマーキングされたことになるのだ。
想像するだけで、うっとりと暖かい気持ちになって、榛名はほくそ笑んだ。
浴室から鳴っていたシャワーの音が止まる。カラスの行水である阿部にしては、長風呂だったかもしれない。
タカヤが出てくる前にもう一度しとこう、と思い榛名は紙コップ片手にトイレへ向かった。
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