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私はお姉ちゃん
ごたいめんすりー!
とりあえず授業も終わり、鶴屋さんともファーストコンタクトが終わったので、私は少ない休み時間で有希を探すことにした。

しかし…

「何組だっけっか…」

私は原作しか読んでないし、アニメ版にでてるかも分からないから、どこに行けばいいのか分からない。

「どうしたんですか?」

ダンディーな小野Dの声が聞こえる。まさか…!

振り返るとそこには。

「古泉!!」

うわぁうわぁうわぁ大好きな一樹くんがそこにいるよカッコイイ綺麗だよ声すてきねうふっ

じゃなくって。
初対面の人に名前を知られているという、普通なら考えられない状況なはずなのに、

「はい、僕は古泉ですが?」

笑顔を崩さない。人気者だからなぁ…

「君にも話があるんだった」

有希も連れてくるか…

「昼休み、文芸室に来てくれない?…あと、今一緒に長門さんを探してくれるとありがたいかも。」

流石に怪訝な顔をした一樹は、何かを思索している。
大方予想はつく。私の事だろう。
きっと、機関のデータバンクにも載ってないんでしょうね。

「失礼ですが、お名前を伺っても?」

やっぱり。わかんなかったんだろうな。そりゃそうか。

「涼宮美結。涼しいの涼に、宮城の宮。ハルヒの姉です。」

今日、自己紹介が多いな。

ハルヒの姉、という事に珍しく(私の中では)動揺した一樹は、一瞬で動揺を隠し、作った笑顔を貼付けた。

「そうですか。ありがとうございます。長門さんのクラスはあちらですよ。」

そういって一樹は近くに合ったクラスを指差した。
ズコーッ!そんな近くにあったのね!

「ありがとう、古泉くん」

「いえ、お気になさらず。では、昼休み。」

いつか本当に一樹って呼べるようになろっと!

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あきゅろす。
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