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あたたかいみるくをください
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 彼のそんな淡い憧れの感情は、次に待っていた青年の強引な行為によって一蹴されてしまった。
 突然両肩を掴まれて身体を返される。尻餅をついて何事が起きたかと驚いているうちにペニスを握られた。
「何するんですか!」
 青年は構わず彼の股間に顔を近付けた。
「ちゃんと洗ってんのか?くっせぇチンポだな」
「ええっ?」
 彼の驚きの反応には構いもしないで、青年は畳み掛けて詰問した。
「くっせぇまましゃぶられてぇか?それともキレイにして欲しいか?」
 自分がどうしてこんなふうに詰め寄られなければならないのか。何がなんだか分からないが臭いと言われるのがとても恥ずかしくてショックだった。
「きれいにしたいです」
「ああ、そう」
 消え入りそうな声で答えると、青年はボディソープを手に馴染ませてから彼のペニスを扱きだした。
「え?あ!ああッ」
 前触れのない猥褻行為に圧倒されて、彼は抵抗も出来ずに刺激に呑まれてゆく。他人の手に弄られるなんて初めてで、ひどく動揺して瞬く間に興奮させられた。
 なのに、青年は冷静に彼を観察している。
「ガリガリだなあんた」
 青年は笑った。まるで、子供を相手にしているようなその視線には、悪意は見当たらない。むしろ、親愛の情すら向けられているように感じた。
「色白で肌はキレイだし、顔だって平均以上なのに。キモい印象になるのはそのガリガリと眼鏡とダサい髪だな」
 酷い言われようだと彼は悔しかったが、実際その通りなので否定できない。ただ、単に扱き下ろされただけではなくて、最初になんとなく褒められていたような気がしないでもない。
 彼の戸惑いに付け入るように、青年は強引に触れてくる。
 ボディソープで洗ったそこを、さらに「キレイにしてやる」と言って口に含まれた。舌で皮を捲られて中を擦られて気持ちいい。直接亀頭を刺激されて、彼のペニスはグンと急成長して完全に勃起した。
「あ!ああッ!やめて!」
「気持ちいいんだろう?」
「いッ、ちが……」
 どうみても気持ち善がっている彼は、それに呑まれまいとして抵抗している。その恥じらうさまが青年の官能を刺激した。
「なんかイチイチそそるわあんた」
 青年は蠱惑的に表情を緩めた。
「……なのにこれは似合わねェなあ」
 何かをブツブツと呟きながら、ペニスをくちゅくちゅと刺激し続ける。彼は快感と恐怖で混乱して、目の前で起こっている事が現実かそうでないかの区別さえできなくなっていた。直視できない光景に追い詰められて、ギュッと強く目をつむる。
 熱い粘膜に包まれて、ぐにぐにと揉みしだかれる。腰から足先までビリビリとした痺れに支配されて、射精しそうになっている。
 このまま出してしまってはいけない。なのに出したくて堪らなくなって、無意識に下半身に力が入る。
 そんな快感に酔っていると、彼はペニスの根元周辺に違和感を覚えた。
 ゾリッとした音と鈍い抵抗。不審に思って見ると、T字の剃刀で飾り毛が剃られていた。
「ちょっ、待って!……は、あン!」
 亀頭を強く吸われて力が抜ける。
 舌と指で与えられる強い刺激が、一瞬我に返った彼を骨抜きにした。剃刀が当たる感触が恐怖と快楽を綯交ぜにする。
「や!やあぁぁッ!やめて」
 決して濃くはない陰毛はすぐにすべてを失って、彼のペニスはまるで幼い子供のように白い肌を見せた。
「ああ、キレイだ。かわいいチンポが丸見えだ。あんたにはこの方が似合うよ」
 ちゅくちゅくとペニス全体を手のひらで撫でまわして、つるりとした肌触りを楽しむ。
 青年は満足そうに彼の股間を見つめた。





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