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体験談
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おれは中学から私立校に入学して、水泳部に所属した。
小学校からスクールに通っていて、中学からの部活だった。

そこの水泳部は活動が活発で、強いので有名だった。本気で水泳をやろうと思ったのは実は中学に入ってからで、とにかくカッコいい先輩が沢山いたからだ。ガキの癖にいっぱしの細マッチョで、筋肉質なのにゴツくはない。だからなのかやたらモテていた。水泳やってる先輩はみんな表情まで引き締まったイケメンが多くて、本当に皆よくモテる。

男子校だったから相手は男ばかりだったが。

『ミスターマーメイド』

そんな呼び名で好かれている二年の先輩がいた。
160センチくらいで少しだけ小柄だけど、もちろんいい身体をしている。泳ぐフォームが綺麗で、陽にあまり焼けない肌は艶があって光っていた。
気さくな人だったから、後輩にもよく好かれていて、おれもその先輩が好きだった。

部活の後、校舎の隅のトイレでシコる。
オカズはもっぱらミスターマーメイドの裸だった。
プールの塩素にさらされて、少しだけ色が薄くなったサラサラの髪。小さめの競泳パンツに包まれた、丸く突き出た小振りな尻。
おれはその尻に触りたくて。
手触りを想像しながら、チンポをシゴいた。

先を撫でて、竿を擦って。
蕩けそうな気持ち良さの中で、おれは情けない啼き声を洩らして、噴き出す精液を便器に向かって飛ばした。ゆっくりと貯め水の中に沈んでゆくおれの精液を見つめながら、いつになったら、これを中に出せるようになるのかな……とか虚しく考えているうちに、夏が終わった。

大会にすら出ない一年は、掃除と基礎トレ。つまらないから時々スクールに顔を出して、泳いでいた。

ある時、おれはコーチのひとりに誘われた。

「小さくなって穿けない競パンがあるんだけどあげようか?」

大学生のバイトのコーチだったが、いい身体をしていて、競パンの前の膨らみも大きい。

「皆の水着をよく見ているから、新しいの欲しいんじゃないの?今のは小さくなってるみたいだし」

コーチの言葉にドキリとした。
おれが皆の尻を見ていることがバレているらしい。

それを気取られるのが嫌で、おれはコーチの部屋に上がった。



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