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体験談
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おれの名は都筑泉太郎。
皆からは泉と呼ばれている。

おれの父方の伯父や伯母は、爺さんの方針があって皆が同じ街に住んでいた。
そこそこ大きな街だったし、学校にも不自由しないから誰も街を出る事はなくて。七人兄弟全てが近所に住んでいて、おれは兄弟よりも従兄弟たちに揉まれて育った。
しかも独身の伯父が三人もいたから、圧倒的に男が多くて、子供の時から毎日爺さんの家で伯父や従兄弟と風呂に入っていたし、下着も服も、靴下のはてまで名前を書いておかないと、無くなることがしょっちゅうだった。

プライベートなんてない、夕方から夕食後まで、風呂上りに全裸で歩き回る従兄弟や伯父たちは、いつもお袋や伯母さんたちに疎ましがられて叱られていたが、何事も変わらないで毎日が過ぎていた。

こんないわゆる大家族だから、盆と正月、地域の神社の祭りやそれぞれの誕生会なんかは賑やかで楽しかった。

おれはよく、ひとつ違いの年上の従兄弟と一緒に風呂に入って弟たちの面倒を見た。その従兄弟の裸がひどく魅力的で、幼心にも興奮していた事を今でも覚えている。
特に、小振りなくせに張りのある丸みを帯びた尻が触りたくてたまらなくて。
一度だけ思わずギュッとつかんだら『やめてよ〜〜!』と、あしらわれて。以後、隙を見せてくれなくなった従兄弟は、中学に進級してから引っ越していってしまったため、魅惑の尻に触れたのは一度きりだった。
なのに、その感触は今になっても忘れられなくて、その感触を求めて男の尻を追い求めるようになってしまった。

そもそも、あの時。従兄弟相手に初めてのムラムラを感じてしまって、腰に巻いたタオルの中で、ミノムシが立ち上がったのが強烈な体験で。痛くてたまらなかった。

一緒に風呂に入ったら必ず「泉!ちんちん剥けたか!?」と、チンポを覗く伯父がいて、ある日隙を見せたら強引に包皮を先端が剥き出しになるように下げられた。痛くて逃げ出したかったけど、許してもらえない雰囲気に呑まれて、おれはその事をきっかけにして、小5の癖に皮を剥く事に専念して、中学に入った頃には余裕で剥けていた。

剥けたチンポはやたら敏感で気持ち良かったのを覚えている。
先っぽの皮がなくて直接亀頭全体を刺激出来るから、そこを擦ってひどく強い快感を覚えて、自分でしているにも関わらず思わず声が出てしまう程で。
だから、オナニーするときは、家に誰も居ない学校から帰ってすぐの時間しかなかった。だけど、部活で遅くなるようになってからは、なかなかオナニーする時間が無くなって。部活の後、学校の誰も来ない離れの旧校舎にあるトイレで抜くようになっていた。




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