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さて、どうするか。






家の前で突っ立っていられるままも嫌だったので家にいれたはいい。
お茶を出したのも良い。
だが、



………どうして何も話そうとしないのですか。




不安と言うよりは恐怖。

何を言われるのだろう。

そう考えると心臓が死ぬほど跳ねた。

バックンバックンとか、
ドクンドクンとか、
言葉では表せないぐらい鳴った。

けど最終的にはいつものようにズキッズキッと
不規則に刃物で引っ掛かれてるみたいな痛みが走った。
不意を突くようにいろんなところから痛みがやってくる。












………俺は小心者だ。











自分から話しだすことさえできない。
藍河が話しだすのを待っている。

……待つことしかできない。

何も出来ない。
やろうともしない。




こんなんだから、何も言えなかったから、誤解されるんだよ。








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あきゅろす。
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