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-混沌たる現と幻-
ちゅう。[ティエリアとアレルヤ]
『ちゅう!』
『どれくらい?』
ソファーとテレビの間、画面を遮るようにティエリアが立っている。
テレビを真剣に見てる時はやらないが、只見ている、や、何と無く…な、場合に仕掛けてくる。
要するに暇なら構え、と、言うこと。
ソファーに座ったまま腕を広げて、おいで、の、サインを送ると、嬉しそうに抱き着いて来た。
『アレルヤが飽きるほど』
『僕が飽きるとでも思うかい?』
『思わな…っん、』
言い終わる前にねだって来た”ちゅう”をする。
とりあえず、ご要望にお応えして、それから、息が出来ないくらいに追い詰めてやろう…
なんて、意地の悪い事を考えた。

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