ワンミニッツラブ‐チェスニ


人混み。


ドンッ

「あ、すみません!」
「いや、こちらこ…!」

「ニトじゃねぇか!」
「チェスター!?」

「久しぶり、だな…」
「えぇ…」

「今、空いてるか?」
「少し、だけなら…」

「ちょっと話さねぇ?」
「そうね…」




「あなた、今はなにをやっているの?」
「俺は、今でも弓続けてるぜ。あれからずいぶん経つが、御守りのおかげで負けなしだ」

「御守り?」
「あぁ…これ」

「これ…!」
「俺の大切な人からもらった、手袋だ。もうボロボロだが、今でも常に持ち歩いているんだぜ」

「……私はね…」
「…あぁ」

「料理研究家を目指して勉強中なの」
「夢だったもんな」

「それで…学校でね、一つの料理を自己流にアレンジする課題が出たの」
「あぁ」

「私は、マーボーカレーを作ろうと思って」
「……!」

「今でも忘れられない、たった一人を思って作りたい…」


「ニト…!」
「チェスター…!」



「「イエスフォーリンラブ」」






チェスター「どうよ、この会心のネタ!」

ジーニアス「ツッコミの君がなんでボケに回るのさ!」

ニト「今日の忘年会で披露するつもりよ!」

ジ「えぇ〜!?(パクリネタを!!?)」

チ「絶対ウケるぜ」

ニ「楽しみだわ」

ジ「帰ろう……」






*081230
fin...








‐‐‐‐‐
えー…
初めて見たときから、バカップルでやろうと思っていたネタでした。
難しいですね。
あんなにうまくネタ回しできませんて。

イエスフォーリンラブはおもしろいvV




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あきゅろす。
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