夏の子どもたち‐ニト+アイリリー


チェスター「あちぃ…」

ニト「あら、どうしたの?ぐったりして」

チ「この暑さで動く気もしねぇんだよ…ニト、お前は暑くねぇのか…?」

ニ「私だって暑いわよ。でもね、暑い暑いって思うから余計にそう感じるの。ほら、仕事していたら暑さなんて忘れるわよ」

チ「お前は強いなー…。仕事なんて手につかねぇよー…」

ニ「うーん、仕方ないわね…。あ、じゃあ川で水遊びしましょう!」

チ「水遊び?」

ニ「えぇ!みんなを誘って、仕事も忘れて遊ぶの!」

チ「それは無理あるんじゃねぇか…?」

ニ「そうかしら?じゃあ私たちだけでも行きましょう。せっかく水着も買ったのだし」

チ「(み、水着…!?)」

ニ「一応みんなに声をかけて…チェスター?」

チ「あ、あぁ、なんでもねぇ。うん、いいな!」

ニ「そう、よかった…」
ロイド「ニトぉー!!」

ニ「あら?」

チ「なんつータイミングで…」イラッ

ロ「なんだチェスターもいたのかよ」

チ「オレがいちゃ悪いことか?」

ロ「いや別に。なぁニト、川に泳ぎに行かないか?この暑さじゃ仕事なんてやってられないし」

ニ「あらちょうどよかったわ!今ね、同じことをチェスターと話していたところだったの。みんなで行きましょう」

ロ「ちぇー。お前もいるのかよ」

チ「あからさまに邪険にしてんな!」

カノンノ「ニトー!」

ニ「カノンノ?どうしたの?」

カ「あのね、今日すごく暑いから二人で川に行こう!」

チ「カノンノもか…」

カ「どうしたの?」

ロ「あー…今な、俺らで川に行こうって話してたんだよ」

カ「…そうなんだ」

ニ「カノンノも、みんなで行きましょう。たくさんの方がきっと楽しいわ!」

カ「うん!」

ジーニアス「ロイドー!」

ロ「ジーニアス?どうしたんだ?」

アーチェ「あ!…リッドー!見つけたわよーっ」

リッド「あっちぃー…こんなとこにいたのかよ…」

チ「なんで全員集合してんだよ」

ア「あたしとリッドは、あんたたちを探してたのよ」

リ「あー今日すげえあちぃだろ?こんなんじゃやる気起きねぇから、川にでも行こうぜって…」

ジ「あ、そのことなんだけど。姉さんが『みんなで川にでも行ってらっしゃい』だって。クラトスさんと気を利かしてくれたみたいだよ」

ニ「あら」

カ「じゃあ…」

ロ「なんだ。結局全員でかよ…」

ア「え?あんたたちもそのつもりで集まってたの?」

リ「まあこの暑さだもんな。そう考えるのも自然だろ」

チ「…ニトが言ってたことが実現しちまったな」

ジ「?」

ニ「ふふっ。じゃあお言葉に甘えて遊びましょう!」

ア「水着も新調したし☆」

チ「古かろうが変わんねぇだろ」

ア「なんですってー!!」

ジ「ボク、泳ぐ練習したいな」

リ「ならオレが教えてやるよ」

ロ「ちぇー。ニトと二人で行くつもりだったのに」

カ「…そういう考えは上手くいかないみたいね」




――そして。

リフィル「あの子たち、一日空ける気かしら…」

クラトス「依頼は尽きぬと言うのに…」


ギルド内では、大人組が書類整理に追われていたとさ。






fin...








‐‐‐‐‐
チェスニが書きたくなって。
結局ほぼありませんでしたが、アイリリー若手組を総出演させられてよかった!

アイリリーは癒しです〜v




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あきゅろす。
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