全メンバー+??/V



【追憶の迷い路】


ユーリ「ここが最後…って感じだな」

カロル「な、なんか不気味だね…」

フレン「しっ。静かに。あそこに誰かいる」

リタ「こここんなところになんで人間がいるのよ!」

レイヴン「あれを倒せば外に出られるってことじゃない?」

ジュディス「あら。じゃあさっさと倒しましょう」

パティ「さすがジュディ姐、頼りになる物言いじゃの〜」

ラピード「ワンッ」

エステル「ラピード?どうしたんです?」

カ「わわわこっち向いたよお!」

ユ「げ…」

レ「どったの青年?」

ユ「いや、なんでもねえ…」

????「来たか…」

エ「あなたは…っ、クラ」
ユ「よお。あんたが番人ってわけか」

リ「??」

????「元の世界へ帰りたくば、私を倒せ…」

ジ「言われなくてもそのつもりよ」

パ「やっぱりこういうオチなのか〜。タコの足を数えることよりもわかりやすいのじゃあ」

フ「エステリーゼ様は下がっていてください!こいつは危険です!」

ユ「……いいや。おまえらみんな下がってろ。このおっさんの相手はオレがやる」

ラ「ワン!ワン!」

ジ「あら?お楽しみを独り占めかしら?」

リ「あんたなに格好つけてんのよ!今までの敵のボスなんだから今まで以上に強いのよ!?」

カ「そうだよユーリ!ユーリ一人だなんて、またそんなこと言うの!?」

パ「釣った魚はみんなで食べる方が美味いのじゃ!」

レ「おっさんはあんまし戦いたくはないんだけどねー…」

フ「そうだユーリ!いつも君は、どうして一人で危険な目に遭うようなことをやるんだ!まだ僕たちを信じていないのか!?」

エ「フレン、あの、これには理由があって…」

ユ「別に無理してるわけでも、おまえらを庇ってるわけでもねえ。……オレとあの人の戦いなんだよ」

リ「意味わかんない!あんたあいつと知り合いなの!?」

カ「ユーリ!ユーリぃ!」

ジ「それなら仕方ないわね」

パ「男同士の戦いか…わかったぞ!それならうちはキンチャクガニのようにユーリを応援するのじゃ!」

レ「パティちゃん、それよくわかんないから…」

フ「ユーリ、教えてくれ!あいつは一体誰なんだ!そして君とどんな関係なんだ!」

エ「ですからね、フレン…えーと…」

ラ「グゥゥゥ」

ユ「悪いな、ラピード。そういうわけだから、おまえらはそこで待っててくれ…」ザッ


????「やはりお前一人で来るか、ユーリ…」

ユ「ああ。いい加減決着つけとかねえと、いろいろと面倒なんでね。手加減なしで行くぜ」

????「それはこちらの台詞だ」

ユ「へっ…」チャキ


カ「ユーリが紅蓮剣アビシオンを取ったよ!!」

レ「本気も本気、つーかさっさと倒す気マンマンだわね〜」

ジ「男同士と言うからフェアにやり合うのかと思ったら…」

フ「それほどまでに倒したい相手なのか?ユーリ、僕にはまだ君がわからない…」

リ「バカっぽい…」

ラ「クゥ〜ン…」

エ「ユーリ…がんばってくださいね…!」


ユ「行くぜ、天上に反逆せし戦士<クラトス>!!」ダッ

クラトス「攻撃力マックスは反則だろおお!!」


――ドカーン


ユ「またお手合わせ願いたいもんだ」はっ






fin...








‐‐‐‐‐
最後の台詞にきゅんときたのです、よ…!

まさかVで婿舅戦争が勃発(違)するなんてと、によによ変笑顔が止まりませんでした。


世界を混同するなー(←




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