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「あ、そーいえばセンパイ、俺のタオルは?」
前を行く背中に、問い掛ける。
ほんとは横に並びたかったけど、並んだら殺さるのは本能でわかってますから。
センパイとセックスできるまで俺死ねない。
「…センパイ?」
なに、どーしたの。
黙ったまま歩みを止めないセンパイ。
…タオルは、?
「…おくじょう」
「屋、上…って、え?マジで?」
ほとんど投げやりに、小さな声で告げられた真実に、一瞬ぽかーんとなる。
まー返ってくるとか思ってなかったけど
「忘れてきたセンパイが悪いんだからねー。ちゃんとアレ抜くときのお供にしてあげなよ」
「(…変態)」
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