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「――ぃ、せんぱい…」




誰だよ、こんな眠いときに


てか今気温何度?

あっちー…



「ん…、」


少し身じろぐと、顎の下から汗が鎖骨まで滑り落ちる感触。

濡れたとこが風にあたり、きもちいい。




「えっろ…。せんぱい、無防備過ぎだっつの」

「ん…、あっつ…」


てか誰だ。
そこにいるんなら日影がわりにでもなれよ。


「…かーわい」




ひんやりとしたものが、首筋にあたる。

「…、ッ!?」

「あ、起きちゃった」



ぱっちりと開いた目に写ったのは、またあの後輩。


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