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〜オリジナルSSシリーズ〜
【ヒロイン達の賛美歌〜蔵土縁紗夢A〜】
燦々に降り注ぐ太陽光。

陽気遥々と、少女は熱帯雨林のジャングルを歩く。

「どこにあるネ?…うーん…」

目的は依頼の達成。
その依頼というのが、ジャングルの何処かに潜む食虫植物がこの時期にしか芽を出さない世界一という果実の獲得。

なんでも喰らった獲物の養分を吸いとり、甘味へ還元して凝縮した実を作るらしい。

それがこの夏の時期だけあるらしく、成っているであろう実を取る為に中国からの遠路を、金で雇われて紗夢はやってきたのだ。


聞いた話ではその華は直径が10メートルはあり、真っ赤に深紅の花弁を咲かせ地面に映えているらしい。

実を取る場合は危険なので、特殊な薬を花の中央へと投げ入れ、活動を一時的に停止させてから取りに行かねばならない。

もし誤った場合、その甘い実を狙いにくる虫達と同じ末路をたどる事になる。


数時間歩いたが見つからず、膝をついて諦めかけたその時。

「あ、見つけたアルねっ♪」

林の奥に、わずかに赤い華を確認した。
急いで紗夢はその華へ走りよった。

呼吸をしているからか、わずかにその開いた花弁は上下運動を繰り返している。

中央上部の蔓の先端に、丸いものがぶら下がっていた。

「うん、あれネ」

伝説の果実というわけで、一切の証拠写真は無く、ただ「丸くて中央に生える」としか教えられなかったからに、紗夢はその物体をまずは果実だと思って喜ぶ。

さっそく薬ビンを華の中央へと投げ入れると、上下運動をしていた花弁達は活動を止めた。

一方ふみいる前に紗夢は気づいた。蒸すような暑さの中熱帯雨林を歩いていた為に服は汗だくに、靴の中は蒸れまくっていた。

「ふぅ…ちょっと汚いアル…
脱いで入った方がいいアルね」

一つ二つと、赤いシューズが少女の脚から脱ぎ取られる。
普段は素足で履いている為か、やはり凄まじい臭いが靴の中を充満しており、女の子のものとは思えぬものだった。

「土足で踏み込むのはよくないアルよね。
こんなに綺麗な華なのに」


言い終わると靴を揃えて紗夢の裸足が花弁へと踏み込む。
踏みしめた感じ麻のベッドのようなその華は、紗夢を果実へと誘うようにゆっくりと花弁を閉じ始めていたのを彼女は知らない。

もはや実を取る事にしか神経のない紗夢は、いよいよ中央に辿り着いた。

ぶちっと軽快に実を抜き取る。
一応確認の為、味見をした。

「ん?…けほっ!えほっ!
これ…めちゃめちゃ辛いアルぅ」

果実は燃えるように辛かった。
予期せぬ出来事に紗夢は華を間違えたと考える。


しかし紗夢が知らされていない情報があった。


この華は提灯鮟鱇のように、獲物をその果実の偽物を見せびらかし、狩猟するように昆虫を取る植物だった。

「!?どうしたアルか?…
からだが…動かないアルぅぅ…」

紗夢は華の中途端に脚が動かなくなっていた。

よく見ると害虫駆除に使用されるような粘着性のある液体が足に付着していた。
強靭なそれは、どんなに強く引き抜こうと思ったって抜けない。
紗夢の力ではただもがくだけを繰り返す事しかできない。

「くっ…こんなの聞いてないアル…薬投げた筈ネ!」

紗夢はさらに騙されていた 、あの薬には華の活動を停止させるのではなく、活性化させるものだったのだ。

パニックに陥る彼女を、その粘液を出して捕らえた美しき華。

だから習性に従って、今紗夢はその華に喰らわれようとしていた。

さらに花弁がせり上がり、中央を覆うように閉じた。
あまりの速さに脱出は間に合わず、密閉された空間で紗夢の声が響いた。

「な、なんでアルかっ!
話が違うアル!」

紗夢は自分を雇ったものたちを今更になって疑い始めた。
そう言えば連中は何か企んだ顔をしていたのを覚えていた。

その答えが、まさか今のこれなのかと考えると背筋に寒気が走った。

赤い花弁に囲まれ、身動きできない少女。
なんとか片足を抜き取る事には成功したが、時既に遅し。

「ハイヤー!」

ガンガンという音が、打ち付けられた花弁の内側で反響する。

だがその不可思議な音の象徴であるように、花弁は鋼鉄のような硬度を有していた。


「な…なんでアル!!
キックがきかな…ひゃぁっ!」

次の蹴りを出そうとした瞬間、足元に大量の綿毛のような蔓が出現した。

たちまち紗夢の身体はそれらに絡め取られ、上体が全て倒れ込んだ。

「いや!…離してアル!
このっ…」

身体をジタバタとさせるがびくともしない。
紗夢が力を振り絞ってもがく以上に、華は拘束を強固なものにしていく。

膨らみのある露出した素肌に綿毛が這い上がり、うねうねと不気味な音を起てて紗夢の嫌悪感を駆り立てる。



首を横にふってその感覚に耐える紗夢。

だが益々の拘束に、紗夢の整った体つきは恥ずかしさを感じずにはいられない。


「嫌アルぅ…食べられたくないアルぅ!だれか…助け…」

懇願を口に溢し叫ぶもここは秘境の奥地。
誰かが助けに来てくれるわけもない。
絶望的な状況に涙を流した。

「ひやぁっ!そこはダメアル!
触っちゃダメーっ!!」

蔓が養分を吸収する為の器官を捜していた。
華は紗夢の女性器を定め、パンツをくぐり、そちらへ向かった。


四つん這いから仰向けにされる紗夢。
もう抵抗する力も残ってはいない。

鬱陶しげにチャイナドレスを引き裂かれ、かろうじて彼女の身を護るものはへそから上の服の残骸だけ。

人間の腸内を思わせる華の中、囚われた身体は綿毛の隙間に沈むように埋もれていく。

全身を蔓が這い回り、彼女を犯していく。
取り込まれた四肢も、その内側でまた綿毛に蹂躙されている。

触られたくない部分をことごとく障られる。

胸を締め付けられ、腋を撫でられ。

「あぁ!…っ
ダメぇ!!」



だが一番は秘所にそれが宛がわれている事だろう。
三角形に広がりぴたりと張り付く蔓が、筋目をさらに細かな細毛で弄くり、ヴァギナを拡げる。

「あぁあぁっ!…
ひろげちゃ…やだ…裂けりゅ
そんらにさわら…ひゃあぁあうっ」

すっとんきょうな声を上げた紗夢の顔から涙が弾け飛ぶ。

赤いチャイナドレスがガクンと悶絶の動きを見せる。


ビクビクと震える幼い身体。
ジンジンと痛みを伴う自らの弱点。
舌を出してしまうほど快楽に達してしまった表情。
その全てが、格闘娘である彼女を、ただの女以下の存在に認める。
崩れ落ちていく貞操。

「ひゃぁ!!…」

「ゴキュゴキュ」

突如ビュクビュクと下腹部から水の音がし始めた。

「あ…あふんんんんっ
きゃ…あはっ!!…すっちゃらめぇぇっなか…なくなっひゃうぅぅぅ!!こどもうめなくなっひゃう!
おなかへこんひゃふぅぅぅぅ!」

吸い付いた綿毛が根を伸ばし、紗夢の胎内の養液をバキュームのように吸出していく。

そのあまりの衝撃から、ヴァギナが赤く縁取られ開く。



たちまち紗夢の妊娠機能は不全となる。

養液に愛液と搾りつくされ、まるで魂を抜き取られたように目が虚ろになる。

子供を孕めぬ身体。
大好きなカイに産んでもらう筈だった赤子。
全ての希望までもを奪い去られ、ただ赤々と股間を血に染める。

「はぁ…はぁ…は…」


華はしばらくして大きな果実をその房に宿していた。
紗夢の体液が全て還元され、甘い味を成すそれ。

だが紗夢は動けなかった。

もうこのまま華の中、眠っていたいとも考え始めていた。

故郷へ帰っても、何も無くしてしまった自分など情けないだけ。

と、外から声がした。

「おお、成ってる成ってる。
ご苦労様、これはお礼だよ」

雇い主だった。

何故来たのか。
初めからこのつもりでいたのだろうか。


全ての答えを考える前に、吹き掛けられたスプレーで深い眠りへと落ちていった。



森の中、紗夢は眠る。
華の中、美しい寝顔を蜜に濡らして・・・


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