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迷い子な体質



「亜衣、ホント気をつけてね」


「大丈夫だって!すべらないようにするから!」


「何かあったら絶対電話してね?」


「うん!一時間ごとにラブコールするよ!」


「はあぁぁ〜」


「(狽ヲ!?そこまで!?)」











こんにちわ。亜衣初登校の日です。実は私ずっと12歳の時から学校っていうものに行ってなかったんです

だってほら、異世界トリップしはじめたの12歳の時だったから

そこから学校なんて行ってる余裕無かったんですよ

保育所卒な亜衣です




まぁ勉強面であの金持ち学校についていけるなんて元から思ってませんけどね

そして今の状況をお話しましょう





現在9時をまわっております

え?何でこんなに教室でのんびり解説できてるかって?

そんなの教室についてないからですよ





「あぁ〜!!教室どこだぁぁ!!」






教室探して廊下をさまよってます

実はまだ職員室も見つかって無かったりする

学校自体はすぐ見つかったんだよだってめちゃくちゃ目立ってたから

でも、さすが金持ち学校。ちょっとなめてたわ





こんなにも学校が広いなんて!!





歩き回って一時間。一向に生徒にも先生にも会わないのはなぜ!?(←HR中だから)





迷子じゃ‥‥ないよ?;







そしてそれから約一時間後(つまり10時くらい)やっと職員室にたどりついたのです



ガラー


「失礼しまーす。今日転校してきた水野亜衣でーす。遅れてすいませーん




わぁお……見事に沈黙されちゃった。



私本当に今日ここに転向するんだよね?あってるよね?実は青学でしたとか言わないでね?今更




「おぉ、やっときたか」





そこに二十代くらいの女の人。


なんだかえらくかっこよく見える





「水野亜衣だな?あんたの担任の永嶋典子だ。よろしくな」



「よろしく、お願いします」







そう言って八歯を見せて笑った永嶋先生。



かっこよすぎるよアンタ









それから先生と一言二言喋っていると教室に着いた。








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