少し君の優しさが見えた
「いやぁ買った買った！！こんな大量に買ったの初めてだよ！」
「へー」
さっきからリョーマが私の話を聞き流してるようにしか思えない！！
だって私が『この服どう！？』って聞いても『あー、似合ってるんじゃない？』だし
『これは？』
『似合ってる、似合ってる』
『これは？』
『スゴイ似合ってるよ亜衣』
ってな感じのやりとりが数時間続いたわけで。
こんなに荷物がいっぱいになったんですよ
そして今となっては無視の方向にいってます
「荷物。」
「え？」
そう言って一人で語ってると先を歩いているリョーマが振り返って片手を出してきた
「荷物、重いでしょ」
キャーーーーッッ！！！
ちょっ、今の聞きました！？おくさん！（誰だ）
『荷物。重いでしょ』だって！『荷物、重いでしょ』だって！！『荷物、重いでしょ』だって！！！（しつこい）
このツンデレ具合・・・かっこよすぎるｗｗ
今の光景をおくさんにも聞かせてあげたいよ！（だから誰）
だって後ろ振り返ってリョーマが手のばしてて・・・・キャハ★
「そんなに自分で持ちたいんだったらもういいよ」
「あぁー！持って持って！てか待って！リョーマ！」
ということで結局半分何気にも持ってくれましたｗｗ
「リョーマ！もう１件いきたいところがあるんだけど！」
「なに？まだ買い足りないの？買い足りないなら親父に金の請求を・・」
「違う違う！！だからお金の請求しねいであげて！」
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