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君の寝顔と初デート




「リョーマ!起きてリョーマ!」


パシャ!パシャ!


「起きてってばリョーマ!」


パシャ!












「ん。亜衣・・・?」


「早くいこーよ!」


「どこに?ってか何やってんの?」


「何って、リョーマの寝顔を激写して」


何やってんの!すぐに消して!














「早くいこ、リョーマ!」


「行くってどこに。その前にその画像消して携帯をしまって」


「デートだよ!デート!」


「・・・・」


「ちょっ、嘘うそ!だからその覚めたような眼で私を見ないで!」


「そっちじゃないよ。携帯しまってっていってるじゃん


「・・・はーい(汗」


「で、どこいくの?」


「買い物!おばさんがね!服とか買ってきなさいって!」


「オレは別に関係ないじゃん」


「道分かんないし」


「・・・・はぁ。いいよ行ってあげる下で待ってて」








「りょーかーい。ってちょっと待って!!」


「今度はなに」


「服貸して!」


「何で」


「服がないからじゃん」


「昨日着てたのは?」


「洗ってる」


「今着てるのでいったら?」


「無理に決まってるじゃん!この花柄パジャマで行けって言うの!?」


「亜衣なら行けるよ」


「そんな変な信頼感はいらん!!」


「・・・そこにある服適当に来ていいよ」


「ありがとーww」






















「では、いってきます!!」


「水野無駄にテンション高いね」


「え?いつも通りだけど?」


「え、亜衣っていっつもその調子?」


「うん」


「‥‥‥はぁ〜」






え、何ですかそのため息

今の度の会話でため息する必要があったの?











「ねぇリョーマ。私の方が年上だって知ってた?」


「え?誰が?」


「私が。中三なんですけど」


「そんなわけないじゃん。いいとこで中二でしょ」


「・・・(怒)」


「そんなとこで突っ立ってないでさっさと行くよ」


「(怒)」




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