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彼の怒りに触れた時


それから何時間かしてからバスは目的地に到着した





「おいテメェら。着いたぞ下りろ」




跡部が一言そう言うと。寝ていた人も起き上がってのろのろ歩き出した(ジロちゃんは別)

ガックンもくじいたところ痛くないって言ってた。けど一応テーピングはまいといた

無理してまたケガしてもらっちゃ困るしね






「でけぇなオイ」


「お前の声の方がデケェよ」


「黙れ。声とこのビル比較しちゃだめだろ。私一般庶民だよ」










バスに降りるとTVでしか見たことないような高級ホテルが建っていた

さすが43の力。たしかホテル用意したの43だったよね?

うわー外装普通だけど内装がもし43の趣味だったらかなりやばくない?

私そんなところで二泊三日も絶対出来ないってかやっていく自信がない。

この中で迷子になる人絶対出てくるよ。私とか











「あっ!青学だ!もう来てる」







そこで果たす運命の再開










「あっ、」


「は?」


「リョーマww」


「蝿汕゚!!?」






私は「リョ〜マ〜」と言ってリョーマの方まで走って抱きつく。







「え?ちょっ、何で亜衣がここにいんの!?」




リョーマは心底ビックリしたようでめちゃくちゃ戸惑ってる






「言ったでしょ部活に行くって」


「もしかして、テニスって‥‥‥マネージャー?」


「Yes!氷帝男テニのマネージャ」


「‥‥‥‥マネージャー‥」









あ、リョーマがフリーズしてしまった

ちょっとドッキリの度がすぎちゃった?






と思ってたらリョーマに殴られた

それで、リョーマに抱きついてる手が離れる








「いっ、痛い‥‥‥ひどいリョーマ!リョーマはサドだったの!?」


うるさい






キャーーーーーー!!!



私の扱いが哀れな南次郎おじさんと同じ扱いになってる!!

イーーヤーーーーー!!!

ギャーーーーーーー!!!
(脳内パニック)







「なになに?おちびの知り合い?」

「越前もスミにおけねぇなーおけねぇよ」




興味津津と言わんばかりに青学の人たちが近づいてきた





「オイ!何やってんだ亜衣!」






そこに氷帝Rも集合。









「えーっと。今回氷帝マネージャーとして来ました水野亜衣でーっす」





とりあえず青学の人に自己紹介。



フと私の背なかに重みが







「ねぇねぇ、おちびとはどんな関係なの〜?」





キャーーーーかわいいww


ほっほんものだぁ〜ww菊丸先輩だ〜(←なぜか先輩つけ)








「あ、リョーマとは同棲してます///ww」



私がテレながらいかにもそれっぽく言ってみた、ら





「「「はああぁぁぁぁ!?!?」」」







見事にリョーマ以外全員が絶叫をあげた






「‥‥‥亜衣?」


「は〜い;;」






よばれた方向を見るとリョーマがめちゃくちゃ睨んできた

もう、それは怖くて怖くて。反射的に謝りそうになった(本当は謝らなくちゃいけないけど)


そしてもう一度殴られた











「ごめんなさい。ごめんなさい。ウソです。ほんとは只の居候です(泣」







リョーマに無言の脅しで前言撤回。今ださわいでるR陣に必至こいて誤った





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あきゅろす。
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