初めまして新しい世界
『亜衣。君はずっとボクの玩具になってくれればいいんだよ』
「ここはどこやねーん（笑）」
こんにちは。亜衣と言います
わけあってたくさんの異世界を旅してきました。もともと腐女子だったものでマンガ読みまくりでして、
その無駄に覚えてきた登場人物やストーリー。英単語は覚えれなくてもそれだけは無駄に覚えてました
でも、そんな私でも今テンパってます
ここはどこですか！
ちょっ、まっ・・・落ち着け。落ち着くんだ亜衣。
・・・多分、ここは誰かの部屋？多分男の子・・・だよね。ってか男しかありえない。だって男物の服が転がってるから
で？それで？今度は何の世界だ？
この少ない判断材料でもオレは解いてみせる。じっちゃんの名にかけて！！（by金田一●年の事件簿）
ガチャ
「あっ、あんた。起きたんだ」
わーお★これってテニプリの越前リョーマにソックリじゃん！！
ドアの向こうから出てきたテニプリ越前リョーマに似てる美形な男の子。
「あの・・・どういう状況ですかね？」
「あんた公園で倒れてたんだよ」
「ここどこですか？」
「オレの家だけど」
「あんた誰ですか？」
「オレ？越前リョーマ」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
はい。けってぇー。
もう、カンペキに確実に100%間違いなくここは
テニスの王子様の世界ですね。はい。
よかったー。あの時テニプリ読んどいて、最初は読む気無かったけどヒマすぎてしょうがなく読んで
そしたら見事に印象に残りましたよ。みんなキャラ濃いもんね
えーあの格闘テニスの世界ですか。あぁまあいいんですけどね
平和だし。ほんとなんもないし
「ねぇ何黙りこんでんの？」
「あっゴメン」（←年下だとわかったとたん敬語やめた）
「今度はオレが質問するば「おーいリョーマ！飯できたぞ〜！」
「・・・・・」
下から聞こえてきた男の声。多分リョーマのお父さんなんだろうな〜
「えーっと；とりあえず食べてきたら？」
「そうだね。あんたも来る？」
「えぇ！？私はいいｙグゥー」
「・・・・・」
タイミング悪く、鳴るお腹。うん、そろそろ限界だとは思ってたけどね今ならなくてもよくない？
いっ痛い！その冷たい視線はやめて！！
「いくよ」
「すんません。ゴチになります」
・・・あれ？ツッコミなし？今のところツッコムはずなんだけど；
「名前」
「へ？」
「あんた、名前は？」
「亜衣！水野亜衣！」
「亜衣ね」
・・・私の方が年上なんだけどねって心の中でつぶやいた
わかってる！童顔なことぐらい！知ってるから、だからあえて言わないんだよ；
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