遠足の前日のような気分
「これで今日の練習は終わりだ!レギュラーは今度の合宿のことで話しがあるからのこれ!
以上!解散!」
あっ、今日の練習は終わったみたいだ
あぁー何か合宿とか聞こえるから、きっと私も行かなくちゃいけないんだろなー
と思い木の上から勢いよくジャンプして下りた
*
「今から合宿に関することを書いた紙を配る。それに一通り一度目を通してくれ」
そう言われ配られる紙。私もその紙を受け取ろうとした刹那
「おっと、お前のはこれだった」
「は?」
そう言い渡されたのはながーーーーい紙だった
「‥‥何これ」
「マネージャーは特別だ」
「は?何それ聞いてないんですけど」
「マネージャーだろ。つべこべ言わずに持っとけ」
どうやってこれ持って帰れっていうんだよ!小刻みに分けてホッチキスで止めりゃよかったじゃん!
何でわざわざ長くする必要あるんだよ!イジメか!
そう言えば忘れてたけどさ。私マネージャーすること監督に許可とかいらないの?
だったら会わなきゃいけないじゃん榊 太朗(43)に
「ねぇ、跡部」
「何だ」
「会いたくないんだけど」
「主語言えよ」
「主語ぐらいわかるでしょ?インサイトがあるじゃん!」
「わかるか!!」
「榊 太朗(43)」
「あぁ。もうオレから言っといたからいいだろう」
「っしゃぁぁ〜!!ありがとう跡部。助かったわ」
「助かったと思うなら態度でしめせよ」
「‥‥‥アハハ★」
「ごまかすな」
それから時間はかかったけどあの長ったらしい紙を読んだ
途中で「早くしろ」とか自己中な言葉が聞こえたけど無視
でも、「亜衣どこで見てたの〜?全然わかんなかったC−」って言われたら丁寧に答えておいた
あぁーーー!!!やっときた!明日だ!何か一日しかなかったのにスゴイ長い時間に感じたよ!
〜家〜
「あれ?何してんの?」
「あ?あぁ、これは明日の準備を‥‥‥」
「明日なんかあんの?」
「うわぉ!リョーマ!いきなり現れないでよ」
「イヤさっきから居たから。亜衣が気付かなかっただけでしょ
それより明日の準備ってなに」
「あ、イヤ‥‥‥‥‥明日部活があって!その準備」
「フーン。部活は入ったんだ。なんの?」
「えーっと、テニス……」
「へー。じゃあ今度打ち合いしようよ」
「うっ、うん!また今度ね!」
ふぅー危ない危ない。リョーマには内緒だからね
ドッキリだよドッキリww
フフフフフww携帯。しっかり持っていかなきゃね
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