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君がいるなら






「イ・ヤ」










私は即答で何の躊躇もなくその誘いを断った



冗談じゃないそんなのやってられなーい


私は速く元の世界に帰りたい。そのために図書館とか行って調べ物して

時間が少しでも欲しい。



そしてなによりマネージャーなんてめんどくさい(超本音)








「お前に拒否権はねぇ」







じこちゅー!!え、俺様何様跡部様っていうのは知ってたんだけど

ここまで自己チューだなんて。もう人権とか無視ッスか?

それか、私は人間じゃないってか?

















「無理です絶対イヤです。やりません。たとえ何を言われても私の決心は固いんです!!!





「マネージャーっつっても、“仮”だ。
もうすぐある連休で合同合宿をやることになってな。」






「(ピクっ)合同?」





「あぁ、それで今回は合同だし泊まりだからな。こちらからもマネージャーを一人出すことになってたんだ。
だからその合同合宿の時だけやってくれればいい」





「‥‥ちなみに、一緒にやる学校って言うのは?」





「あぁ、青春学園だ」







「やります(即答)」



「即答!?さっきの硬い決心はどこいったん!?」



「ドブの方に捨ててきた」


「ドブ!?」






「そうか。じゃあ次の連休だからな忘れるなよ」


「りょーかーい」


「でも、なんで急に(即答で)受ける気になったん?」


「そんなの、Myプリンスリョーマも行くからじゃん、それ以外の理由になにがあるの?」



「誰やねんMyプリンスリョーマって;」










合同合宿(青学と)

  ↓

ってことは当然リョーマも

  ↓

ってことはその連休の間は会えない

  ↓

でも、私がマネージャーになれば

  ↓

ずっとリョーマと一緒にいれる









ということでかったるいけど、やってやりましょう!マネージャー業!










〜夜〜



あの後、「明日部活に一度顔出せよ」って言われたけど

「気が向いたらねー」って言ってドアまで全力疾走。

なんとか逃走は成功して逃げ切ることができました

後ろから「絶対こいよ!こねぇーと‥‥‥」って最後の方聞こえなかったけどきにしない

だってチャイムが鳴ったと同時にまたまた全速力で帰ればいいだけだから

私が合同合宿に参加するのはあくまでリョーマのため














「ねぇ〜リョーマ!^^」


「なにニヤニヤしてんの?」


「今度の連休テニス部合同合宿あったりなかったりあったりする?」


「あぁ、部長が何かそんなこと言ってたような」


「そっかそっか〜^^」


「‥‥‥‥‥なに?」


「べっつに〜^^」


















やっぱり青学は合同合宿するんだね。





なんだか急に合宿が楽しみになってきた






はやくこい連休ー!!




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あきゅろす。
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