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ファーストコンタクト



「おい、こんな所で女子が寝てるぞ」


「アーン?屋上には誰もいないはず‥‥‥‥誰だこいつ?」


「あ!こいつスッゲェかわいくて有名な転校生じゃん!?」


「え?亜衣ちゃん。先客おるゆうてオレの誘いを全力で断ってたのに」


「嫌われてるんですね。忍足先輩(哀れ目」







声がする‥‥‥誰だ私の昼寝を邪魔するやつは




そう思っててもさっき眠ってたせいで頭がまわらず。

目を開けるのもしんどいのでもう一度寝る。

この際もう寝顔見られてるとかどうでもいい(本音)



確かに一女として気にするところだけど。やっぱり睡魔には勝てないのが現状。

Myプリンスリョーマなら話は別だけどね






「とりあえず起こした方がいいですよね」


「せやね。女の子がこんなところで寝てるなんて危険やし」





「えーっと‥‥」


「亜衣ちゃんや。水野亜衣。」


「先輩。水野の先輩!起きてください」






誰かが私の名前を呼んでいるー(←けど起きない)







「水野の先輩!起きてくださーい!!」






「うるさっ!!」




はぁぁぁ!!?今のはうるさいだろって耳音で大声で叫ぶか普通!!

誰だよそのバカデカい声は





私は上半身を起こして前を見る











わぉ★囲まれてる!!



目の前には大柄の男が、いちにぃ、さん‥‥9人

そして全然よく見なくてもわかるテニプリキャラ達。そう氷帝学園中等部テニス部

みんなキラキラしたもの放ってるから、見なくてもわかるよ








「すみません大声出してしまってι中々起きなかったもので」





どうやらさっき大声だしたのはこの長伸銀髪の男。鳳 長太郎(愛称チョタ)らしい


近い近い近い


顔が近い!!



っていうかみんな全体的に近い。大柄な男がこんだけここに密集してたらなんだか威圧感感じるよ









「あの、どうかしましたか?」




「あっ、イヤイヤ何でもありません。(なのでそのデカイ図体をどけてください(何て言えないけど!))
あー、私邪魔ですね、では去りますアデュー








みんなの間をすり抜けて急いでドアの方向へ顔が変になるくらい全力疾走







パシッ




「ちょっと待ちいや」






‥‥‥眼鏡ェェェェェ!!!




手つかまれるから誰かと思って振り返ったら、お前かぁぁぁ!!

しかもイヤミなくらいに胡散臭い笑顔










「‥‥放して忍足(しのびあし)君


「しのびあしちゃうから!忍足(おしたり)!!」


「‥‥放して眼鏡


「さっきよりもランクダウンした!?」


「‥‥セクハラ罪で訴えるよ」


「触れただけでアウトなん!?」


「忍足くんならアウトになるよ」


「なんでや!!」








わぁーこの人ツッコミ上手。(棒読み)



っていうか何で放してくれないんだよ

私別によくない?この場にいなくても、っていうかここにいたくない(本音)

そりゃ、ジロちゃんには会いたい‥‥会いたいけどやっぱここにいたくない










「まぁまぁ、そんなに睨みつけんでも。ちょうど今から昼やねん一緒に「イヤです」


「‥‥断られるのは想定内や、じゃあ話でも」








断られるの想定内だったのかいつのまにデータテニスに変更したんだ










「話すことなんて、あーりーまーせーんーー


「そんなに、イヤなんかいな;
なぁ、どうや跡部?いい子やろ?もう時間もないしこの子でどうや」









忍足がそう言うと跡部が近づいてくる(さっきまで一番遠くにいた)


そして私の顔をマジマジと見てくる


美形の顔が近いよお母さん!!(お母さん誰)









「そうだな。ちょうど転校生で部活にも入ってないことだし。
よし、お前水野亜衣とか言ったな







男子テニス部のマネージャーやりやがれ





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