絡み付く何か 「きょ恭弥〜避けろぉ!!!!」 「……ッッ!!!」 僕としたことが不覚だった ディーノに部下がいないのに修行したなんて。 「早く取って、苦しい」 「あぁぁぁぁ……ごめんな恭弥〜」 部下いないディーノはとても情けなくて 今も半泣きで僕の鞭をほどいていた。 そう、ディーノの鞭が僕に当たった。 当たったと言うより絡み付いたの方が正しいのかも知れない。 身体中に絡み付いて色んな場所に食い込んでる。 「……恭弥……なんか今のお前の格好ヤバい」 「なっ……もう離れてよ!!」 「自分じゃほどけないだろ?……だから俺がほどいてやるよ……手取り足取り」 変なとこで日本語使うなっ って言いたかったけどこの鞭がほどけないかぎり主導権はディーノにあるから反抗出来ない。 人を呼んでもまた SMプレイ って言われるし…… 「後で咬み殺すっ……!!!」 [*前へ][次へ#] |