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世界と私
020.'女'なんだなあ…




  「耀さん、私に痩せる薬を下さい」


  真剣な眼差しでそう言ってきたのは
  菊でもアヘンの野郎でもない、しか
  し他の誰でもない名前だった。


  「いいあるが…誰が飲むあるか?」

  「私です」

  「は」


  少し興味があって聞いてみたら、も
  ともと細い奴がなにいってるある。
  そういうと名前は細くありません!!
  と声を張り上げた。
  (吃驚したある)



  「いいからあの苦い、この前アルフ
  レッドさんに飲ませていたやつを…
  私に下さい」


  手をわきわきと動かしている名前。
  …な、なんだか怖いあるよ。


  「お前が飲む必死などねーあるよ」


  これ以上痩せたら大変だ。そう思っ
  てそう言ったら名前はぷるぷる震え
  出して、


  「もとはといえば貴方のせいなんで
  すからね!!耀さん!!」


  そう叫んだ。




  名前の言い分だと、この前デートし
  た日以降、体重が増えたらしい。
  「耀さんの料理が美味しいから…
  ……」と呟く名前。可愛いある
  。今すぐ抱きしめたいある…



  「しょうがないあるねえ…少し
  だけあるが確かもってるあるよ
  。」

  「本当ですか!?」

  「やるあるが、あんま無理する
  なあるよ?」

  「勿論です」



  ああ、やはりお前も


  '女'なんだなあ…



  ダイエットなどしなくても、お
  前はこんなに可愛いらしいいのに…








  *0925*









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あきゅろす。
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