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世界と私
014.怖い妹と兄














 「兄さんから離れなさい、名前」

 「離れないで?名前?」




 只今私は凄いオーラを出している
 お二人に挟まれています。
 (正確にはイヴァンに抱きしめられています。)
 後ろにはイヴァンさま。
 前にはナターリアさん。
 (ナターリアさん怖いぃいい)
 あれこんなこと前にもあったような
 私ってなんでこういうこと多いのでしょう。





 『あ、あのう…私今日は
 ウクライナさんのパイを食べにき「兄さん
 何故いつもそんな雌豚を抱くのですか
 名前なんて離して下さい
 それで早く私とケッコンしましょう」

 『あ、あのだから今日はウ「名前、
 きみは僕とずっと一緒にいたいんだよね?
 さっき言ってたじゃない」

 『そんなの言ってません!』

 「名前殺す…!」

 『いやぁあああ!』


 …誰か私の話をきいて!!







 _____




 名前が兄さんに抱きしめられてる。
 そんな場面を見るのはこれが
 初めてではない。
 だから名前をみるたびにいつか
 いつか























 名前を殺してやろうと考えていた。


 私の国は国と昔から仲が
 あまりよくない。
 これは最大のチャンスだった!
 なのに、なのに





 何故じゃまをするの兄さん!





 _______




 僕は幾度も名前を家に
 呼んでナターリアに見せつけるように
 名前を抱きしめたり、名前の頬に
 キスをしたりしていた。


 それがついにナターリアを狂わしてしまった。
 (いつも狂ってるけど…うん)



 名前はナターリアのことが
 怖くて嫌ってるらしいから半泣き状態で
 自分から僕に抱きついてくるしね。



 嬉しいし、気持ちは分かるけど
 それきっとナターリアには逆効果だよ?








 誰か助けて!







 (help meです)








 *0727*

 ナタ嬢は可愛いけど
 ちょっと怖い存在(^p^)

 一応国とは昔
 戦争をしたという隠れ設定があったり













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