リク部屋 4 我が物顔で口の中を動き回る。ミツさんの美しい容貌からは考えられない荒々しい口づけ。 「ぷっは…やめてくださいっ」 「ふふ、ごちそうさま」 ちゅっとリップ音を残してミツさんは奥に消えていった。 (ルール、違反だっ) 俺と彼らのルール。 俺はすぐに口をそそいで仕事に集中した。 きらびやかな店内。 美しい女性。 華麗な男。 「あっんん…」 狭いトイレの個室。俺は必死に口を手で塞ぎ声を殺した。 「ん〜なんかさ、テンション上がんないわけよー」 そういいながらケイトさんは俺の雄を舐め回す。熱を持つそれに丹念に舌を這わす。 「だからー飲ませて。俺の、活力剤」 「っんんーーーーー!!!!」 ちぅっとおもいっきり吸われれば射精感に教われる。 (やだやだやだやだ!!) けれど俺が耐えられるわけない。せりあがる感覚に思わずケイトさんの頭にしがみついた。 それに気を良くしたのかケイトさんの動きは激しくなっていき、 「ーーーーーーっ!!」 達してしまった。 「ん、ごちそうさま。さぁ〜ばばぁの相手してこよっかな」 ペロリと俺の精液を舌で舐め、ゴクンと飲み込んだ。 ケイトさんはそのままトイレを出ていった。 俺は脱力感で立ち上がれない。不様に下半身をさらしたままうちひしがれていた。 (なんで、) どうして? ふいに涙がせり上がってくる。 「トモ」 名前を呼ばれてはっと顔をあげれば、そこには綺麗な身なりをしたマコがいた。 「マ、コ…仕事は?」 マコは無表情だ。だが、ゲストの前では美しく笑って見せる。 「トモ、泣いてる。」 口数だって本当は凄く少ない。 「な、なんでもないよ、」 さっとズボンを上げ身なりを整えた。 トイレを出ようとすればぎゅっとマコに抱き締められた。 「マ、マコ!?」 [*前へ][次へ#] [戻る] |