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リク部屋
7
「ずっと…逃げたくて………逃げたくて逃げたくて」




逃げようと、したんだ。








でも、






「でも、俺、あんたの全部を嫌いになれなくて」








優しくしてくれた。
俺を救ってくれた。
あんたは俺のヒーローだったから。






そんなあんたが切実に俺を好きだというから。だから、







「も少しだけ…そばに、いよっかなって…………あんたと歩みよりたい、から」



顔をあげた伊鶴也さんは信じられないとばかりに目を見開いていて。それが少しおかしくて。唇に、キスをした。








「本当に…?」





「嘘なんか、つかないっす」





もう一度、キスを。






―――――――――――




「あっんっんっんっんっ」



リズムよく打ち付けられる腰が、ばちんばちんと音がする。繋がった結合部からは、すでに吐き出された精液で濡れている。





「あっい、伊鶴也さっ」



手を伸ばせば俺を抱き締めてくれて、ラストスパートと言わんばかりに動きが激しさをます。




「あっやっ伊鶴也さぁっもっと優しくっていったじゃないっすかぁっ」




「お前が煽るからだ」




前立腺をゴリゴリすられ、その反動で伊鶴也さんのを締め付けてしまう。乳首をくりとつねれる。




「あっおっぱいっらめぇ」


「好きだろ?」




「はぁ耳元でしゃべっあっやっイクッイクッんっあーっ」




「くっ」







自分でもどうしたのかわからない。伊鶴也さんを受け入れようとしたら、セックスが気持ちよくてたまんない。不思議だ。




「は…は…伊鶴也さん……俺のこと、信じて…?伊鶴也さんのとこに…ちゃんと帰ってくるから……」





「……ああ。」





抱き締められ、瞳を閉じた。愛しい気持ちに包まれて。






end

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あきゅろす。
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