僕はイグローク
はうあーゆー?
………
………………
……………………
……………………………
はっっっ?!
目が覚めた。天井は相変わらず白くて…
あれ?これ図書室の天井じゃない…
硬い床のはずなのに柔らかい。え、何故?
「あうぅー?!」(ここどこー?!)
… …
…はぁっっ?!
おいおい待て待て…。ちょっとおかしくないか?
病院?いや、怪我してないし痛くないし。僕居たの図書室だし。
て言うかあうぅー″って…
赤ちゃんかっつーの。… … …
… … … …ガチで?
手ぇちっさ!プニプニ…ってことは…間違いないか。
ん、誰か歩いてくるな。
ガラッッ
?「あら、起きたの?」
ええ、誰か居るし…。そりゃ誰か居るかw
それにしても美形だな…。目の保養だ…
また誰か来る…
?「おおっ!起きたのか。目はお前と同じで透き通ったスミレ色だな。」
?「髪は貴方と同じ綺麗な空色ね。」
って事は、これがうちのお母さんとお父さん?よくわかんないけど。
すげえ美男美女だなぁー。お似合いすぎてこっちが妬いちゃいそうだよー
と言うか黒髪とか黒目じゃなくて
スミレ色に空色?随分とカラフルだねーw
?「顔はマイラそっくりで可愛いな。」
マイ「ふふふっ。ナタカ、ノアのミルクの時間だから席を外してくれる?」
ナタ「あぁ。」
なるほど。お母さんはマイラでお父さんはナタカか。初めますてーwナマステーw
… … …ちょい待て、今ミルクって言わなかった?言わなかったよね?!うん。言わなかったね!
うわわわわわっ!いやいやいやいや、いらないいらないいらないいらない!!
もう眠っちゃえ…!
そうやって目を閉じることをイメージすれば、ノアの意識はすうっと遠ざかって、まどろみの中に引き込まれていくのがわかる。
そんなノアの意識と別に、実際の彼女はぱちりと目を開けて授乳されているのだ。
まだ自我のない赤ちゃんゆえに、根底にあるノアの意識がなくても身体はその本能で行動するらしい。
あ、これはあとあと分かったことで、起きた時に空腹が満たされているので確認済みだ。
ナタ「じゃあ俺は行ってくるよ。」
お父さんはバンダナ… …額当て?!
え、あれ額当てだよね?違う?!僕の見間違い?目がおかしくなった?!
そう、ナタカが着けていたのは額当てだった。
ということはここはNARUTOの世界かな。あくまで推測だが。
… … …だけどなんで?
額当てに何も書いていない。
マイ「気をつけて。はいノアもパパに行ってらっしゃしようねー。」
「あうあー。」(行ってらー)
ナタカは優しくノアの頭を撫でて家の外へ出て行った。
NARUTOの世界に
転 成 。 わ く わ く が 始 ま る 。
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