[携帯モード] [URL送信]

アキラの先生
第6話(終)(1)
「もう一回……お願い、苦しいの」
「でも……僕は、もう」
性器が抜けて、アキラのアナルからは入りきらなかったクスリが流れた。アキラはうつむいたまま息をあらげる。先生はベッド下に落ちためがねをかけ直し、アキラのパジャマを手に取る。
すると、アキラはゆっくり膝に力を入れた。体力も消耗してしまってはいるが、残りの力をふりしぼって四つんばいになる。
「アキラ!なにやっつ――」
アキラは両手で入り口を広げた。何回も出されたせいかそこからとめどなくねばねばの液体があふれてきて、赤くはれていた。
「僕のココ、に……」

――先生のが欲しい。
そういう前に、先生のがアキラを貫いた。
「ああっ、せんせー……大好きっ……」
「僕も……好きだ、アキラ……」






「はあっ……はあ……」
先生はゆっくり性器を抜いた。アキラの腰がガクンと砕けてその場に倒れこむ。先生は窓際のティッシュをアナルにあてた。
「すごい量だな……こんなの初めてだよ」
「うん……」
先生の性器も濡れて光っていた。アキラは大きく足を広げた。いきむとそこから液体が流れ出る。疲労が全身を包み、アキラは体の力を抜いて先生に身を任せた。先生のキスを唇に感じ、舌を絡ませた。
「気持ちよかったよ……せんせ――」
そのとき、閉じていたまぶたごしにまぶしい光を感じた。
ガシャンとなにかが床に落ちる音と、女の人の悲鳴。音のしたほうに目を向けると、開いたドアの向こうでしゃがみこむ看護婦さんと転がる懐中電灯が見えた。
でも何回も行為を重ねた体は重たく、アキラの体は心地よい疲労に包まれていた。先生はベッドから降り、ズボンを上げた。

病室の電気がつく。自分の体がすごい状態になっていたのでなんだかおかしい。看護婦さんはなにか叫んでいるみたいだったけどアキラには聞こえなかった。まぶたがおりる寸前、アキラは先生の白衣をひっぱった。
でもそれはあっけなく手の中からするりと抜け、アキラは目を閉じた。


[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!