其の壱
1.願うことも祈ることもやめてしまいました、叶わないと知ったから。
2.死んでいくために、ひとはうまれてくるのでしょうか？
3.冷たく柔らかな、だから剥がせない素顔の上のペルソナ。
4.何故求めるの、手に入らないとわかっているのに。
5.疲れたでしょう、さあ目を閉じてぐっすり休んで、明日の貴方がどうか笑っていますように。
6.たとえば君が声を殺して泣くのなら、せめて震えるその身体を僕の胸に預けておくれ。
7.ねえ聞いて、叶わなかった夢の欠片。
8.病める時も健やかなる時も、死がふたりを分かつとも。
9.なあ、お前にここにいて貰わないと、困るんだけど。
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