あとがき １
この度は、「フォリィ・ヴァーンズィン」をお読みくださり誠にありがとうございました。
作者としては、初めて書ききった長編一次創作がこれです。感慨深いものです。
キャラクター達にもすっかり愛着が沸いております。彼らの物語に触れることが出来て嬉しいです。
が、
消化不良な部分もたくさんあります。謎や伏線を残し過ぎた部分もあります。
ということで、
この先からスピンオフを書かせていただきます。(終わりじゃないのかよ)
主に伏線張りまくり疑問残しまくりの二人にスポットライトを当てます。
ここまで読まれた方なら分かるでしょうか……カルテの家臣、ファルベとグリューネです。
本編では語られなかった彼らの生き様を、ほんの少し垣間見ていただこうかと。
テーマは「物語は、誰の目を通すかで大きく色を変える」「寵愛、才能、努力のどれが勝つか」です。
本編ではフィデルとケーニッヒを中心にしていた物語が、果たしてどうなるのか。
話はうんと昔まで遡ります。
真実を確かめるのは、あなたの目です。
それから、コメント、感想ありがとうございました。お返事はしていませんでしたが、きちんと全て読ませていただいております。
全ての物語が終わったら、お返事をさせていただこうかと思います。
それでは、もうしばらく彼らの物語にお付き合いください。
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