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タイトル募集
壱…03

【次の日】


「おっす!」


朝練が終わり、教室に入り
席に着くと
隣の桃城くんが挨拶をしてきた


『おはよう御座います』


と顔を見ず本を取り出しながら
挨拶をすると、周りから
何あの態度等と声が密かに上がる



「ははっ、相変わらず暗いな〜」


『…何か用ですか?』



顔を本に向けたまま言うと


「…三咲、お前
 昨日越前となんかあった?」


桃城くんの方を向き


『……いえ、何故ですか?』


と、言うと
桃城くんは腕を組ながら


「昨日、越前と帰ってる時に
 三咲の名前出してきたんだよなー
 やっぱり何でもないって止めてよー」



越前くんは昨日の出来事を
私と同じクラスの桃城くんに
話そうと思ったが、
止めたんだな、と悟った。



『そうですか…
 何もないので安心して下さい』



そっか?なら良いんだ
と、桃城くんは一時限の準備を始めた

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あきゅろす。
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