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タイトル募集
参…05


朝、いつもの様に
過去の夢を見て目が覚める。

冷や汗で

『気持ち悪い…』


傷が見られると面倒なので、
大浴場では無く、シャワールームに向かう

着替えを用意するようにお願いして。


シャワーで汗を流し、着替えて出ると
「お食事の準備が出来ております」と
メイドさん。


LDに向かうと、お父様もお母様も居なく、
跡部夫妻も居なかった。

居るのは景吾くんだけ…


昨日の一件で気まずいと思ったが、


『おはよう御座います』と言うと
普通に返事が来た。



昨晩とは違い、
会話は先程の挨拶のみで静かな食卓。



『…ぁ、の…昨夜は失礼致しました…』


「…何がだ?」


『いや…あの…その…』


「もっとはっきり喋れねぇのか?あーん?」


『…すみません……』




また、会話がなくなった。
別に私は極力人と関わりたくないので良いが…

景吾くんはこんな私に
苛立ちを隠せないような荒々しい態度。




「そう言えばのえる、
 お前テニス続いてんのか?」

『……はい』

「なら、後で軽く付き合え
 久しぶりにラリーでも、と思ってな」


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あきゅろす。
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