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三橋君は明らかに緊張していた。

けれど、試合前に阿部君と何かあって、前よりは良い関係になったことは分かる。

その上、みんな三橋君が欲しいって。
勝たなきゃって。


チームが繋がってきてる!それだけでこんなに嬉しいなんて重傷だと我ながら思う。


三橋君は守備に入った時点では目の焦点が合っていて、投げるんだと思うとゾクゾクした。


次の攻撃では、田島君がフォークをステップして打つという自分はセンスの塊だと示したのだ。

ホンットこういうのに関しては天才って言っても語弊はないと思う。


そんなことを考えていると、ほらっ、#name1#さんもっ、とグイッと腕を引かれた。

何かと思えばかけ声の話しで。

「せーのぉ」

「「「ナイバッチー!!!」」」


うっわなんか楽しい!
そんでこの子等かわいーわ。

なんか、繋がるって、いいな。

お願い、勝って。




あきゅろす。
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