3
「そうですか?」
兵士は呟く。
ティアはさっさと屋敷に入っていく。
その光景をぽかんと眺めていた残されたものたちでした。


夕方ティアは中庭の噴水近くで座っていた。
「ティア公女様」
オレンジ色の男が来た。
「なに?」
見上げて聞くティア
「父上様よりですよ。“帰れそうに無い。モンスターが再び凶暴さを取り戻しつつあ
る。此方のを全て退治をして戻る”らしいです」
オレンジの髪の男が言う。
「そうなんだ…」
ティアは呟く。
「ティアの予感よく当たるわね…父上は生きて戻ってこない」
ティアは言う。
「もう良いよ。言付けありがとう。えっと」
ティアは目の前の男の名前を聞いてないのを思い出した。「俺の名前はフルド。フルド・メサルティム。アンタの父親のモンスター討伐対にい
た」
フルドは言う。
「フルドね…解った覚えとく。今日はゆっくりして良い」
ティアは立ちあがり部屋に戻る。
薄暗く為り出した頃
町のあちらこちらで火の手が上がる。
「…ティアさま!!モンスターです!」
フルドと兵士が入ってくる。



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