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昼休みと皇帝




「おい桜」


昼休みに桜の教室に行くと、珍しく丸井と仁王がいない。
うむ、ちょうどよかった。


「あー真田だー」

「ちょっとお前に相談があるのだが」

「私になんて珍しいねー、部室でも行く?」

「うむ、すまんな」

「いーよー」








「で、相談って?」

「相談というよりは質問なんだが、セーカンタイとは一体なんのことだ」

「は?セーカンタイ?」

「昨日の部活の後、お前はすぐ帰っただろ?」

「うん、え、性感帯?」

「そうだ、セーカンタイの話になったんだが俺にはさっぱり意味が分からんのだ」

「あ、そう」

「隣にいた丸井に聞いたんだが、なぜか桜にでも聞いとけと言われてな」

「なるほどねー」

「というわけで……っ!な、 なにをするっ!」

「え、性感帯が知りたいんでしょ?」


なんだと?手足の自由を奪うことがセーカンタイなのか?
む、なんだか怪しいが、ここは桜に任せるしかない。


「よろしく頼む」

「うん、まぁ大人しくしてて」

「では一体セーカンタ…ぁあっ…な、なにをっ…」

「まずこれが耳」


なんだこれは!舐められているのか!?


「や、やめっ…んか…」

「で、これが首筋」


変な感じだ、これがセーカンタイだと言うのか!しかしこれ以上は…


「桜っ…もうやめろっ…」

「…もういいの?こんなになってんのに?」


どどどどこを触っているー!!


「お、おい!なにをして「なにをしてるのかな?」

「あ、幸村くんだ!」

「真田、あと1分で授業始まるよ?」

「なんだと!この俺真田弦一郎が授業に遅れるなどありえんことだ!桜、紐を解いてくれ!」

「はーい」

「助かった、お前も遅れるんじゃないぞ!」

「はーい」




「で、幸村君はどこから見てたの?あとおっぱい揉むのやめてくれない?」

「桜、真田の変わりに俺にセーカンタイ教えてよ」




さなだー!うしろー!
(…あっ)(…っ、桜携帯鳴ってるっよっ)(んっ、はいっ)(もしもし真田ですが桜さんですか?)(ぁん、そうだっよ)(む、結局セーカンタイとは(ググれカス)(む、ぐぐれかすとは…)



(・∀・)きゃーはれんちでござる


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あきゅろす。
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